儀式が三三九度です。
三献の儀(さんこんのぎ)とも
いい、
もともとは戦に出陣するときや、
無事帰陣したとき、そして祝い
事のときに行われた献杯(相手
に敬意をあらわして杯で行う乾
杯のこと)を指していました。
五月の節句を祝う場合も、本来、
贈られた側が祝いをした側に
敬意を表し杯におとそで礼を
表します。
現在この儀礼が一般的に見られ
る結婚式だけになり、その意味
も「何度もお互いに杯を重ねる
ことによって縁を結ぶ」という
ものになりつつあります。
三つの杯で三度ずつ、合計九度
の献杯が行われるので「三三九
度」といいます。