佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「日照りも嵐もあって人生」

2023-02-22 11:48:09 | 日記
心を天気にたとえて言うと、
どうも私たちは、すきま風
もなく暴風雨も起こらない
状態が「理想」としている。

そういうことが可能だと思
っている。

でも、暴風雨など、全部こ
みで、天気が成立しているわ
けで。

太陽が照っている時を「良い
天気」と言って、良い天気が
多いほど良い、と思いこんで
いるのだけど

日照りばかり続いたら「良い」
とは言えないでしょう。

でも、それほど私たちのイメ
ージは固定している。

心の天気も、人はみな雨の降
らないことを願っている。
わけ
だけど、そんな人はいないん
です。

―――どこかに「良い天気」
ばかりを生きている人間がい
ると、みんな錯覚している。

そして、その人に比べると自
分は残念だと思っている

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「明け方近くになって、私は夢を見るだろう」

2023-02-22 11:46:23 | 日記
わたしたちの会話は、まるで
物語の章と章がつながってゆく
ように、波打つように、流れた。


海底に鯨の親子が鳴きかわす
ように心を

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キミが携帯に送ってくれる下手くそな写真も好きだよ。

2023-02-22 11:44:26 | 日記
木という字を一つ書きました
一本じゃかわいそうだから
と思ってもう一本ならべると
林という字になりました

淋しいという字をじっと見て
いると

二本の木が
なぜ涙ぐんでいるのか
よくわかる

ほんとに愛しはじめたときにだけ
淋しさが訪れるのです


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「微笑みながら、言う。言い聞かせる」。

2023-02-22 11:41:29 | 日記

そうなのだ。どんな物語で
あっても、私は私の物語を
生きていくしか、ないでは
ないか。

泣かないで、がんばって、
生きていくしかない。

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幾億の生命(いのち)の末に生まれたる二つの心そと並びけり

2023-02-22 11:35:45 | 日記

太古のときから今日にいたる

まで、連綿と繋がってきた生

命。 その生命の鎖の一番先端

にいる私とあなたの心が、そ

っと並んだ・・・・・・。

 

二人の人間が、同じ時代に

生まれ、そしてめぐり会うこ

とのできる確率というのは、

どれぐらいなのだろうか。

幾億の生命を母集団と、考え

るとき、それはほとんど奇跡

に近いことかもしれない。 そ

んな「出会い」に対する喜び

と敬虔(けいけん)な気持ち

とがあふれている。 「そと」

は控えめな表現だが「けり」

は強い感動だ。

 

人はよく「あと数年早く出会

えていたら、よかったのに」

とか「出会うのがもう少し遅

ければ、違った展開になった

かもしれない」とか言うけれ

ど、そんな贅沢すぎる言い分

というもの。 出会えただけで

も、感謝しなくては。 そして

その後、その出会いをどう受

けとめてどう発展させていく

かは、本人次第だろう。 だっ

て、生まれるのがほんの百年

ずれていたら、二人は会うこ

とさえできなかったのだから。

 

「出会い」といものを、「私

が独身のときに出会ってい

れば」とか「二人が、もっと

違う立場だったなら」とかい

う思いは、「幾億の生命の末

に奇跡的に出会えたのだ」と

いう思いの前には、まことに

小さなものでしかなかったこ

とだろう。

 

出会いを、偶然のままに終わ

らせるか、それを必然のもの

にまで育ててゆくか。

一番悲しいのは、大切な出会い

に、自分からブレーキをかけて

しまうことだろう。

 

 


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