佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

おのれより賢明なる人物を集める

2023-02-27 13:10:01 | 日記
米国の鉄鋼王カーネギー
の墓碑に、

「おのれよりも賢明なる人物
を身辺に集める法を心得し
者ここに眠る」と刻まれて
いる。

彼がスコットランドで貧しい
子供時代、ある日、身ごも
っている兎をつかまえた。

すぐに生まれた子兎に育てる
だけのエサが買えない。

そこで思案の末、遊び仲間の
少年たちを集めて言った。

「クローバーやたんぽぽの葉
を摘んできてくれないか。その
お礼に子兎に君たちの名前
をつけてお礼するから」と、

みんな喜んで、餌にする葉を
集めてくれた。

人はだれでも、自分の参加意
識が持てる物事には意欲を
湧かせ、やった結果に対する
公正な評価を求める心理が
ある。

宮崎駿監督が夜中にラーメン
をスタッフのために作ったの
もそう、

戦国時代の武将も同じ、
自分の能力に限界があるから
こそ、

人を動かし大きな力にするコツ
のひとつは、
このあたりにありそうだ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ももくり3年

2023-02-27 13:08:20 | 日記
「母親は20年かかって
少年を一人前に仕上
げる。

すると別の女がその男
を20分でバカ者に仕上
げてしまう」

笑いごとじゃない。

嫉妬に狂ったK大生、
キャバ嬢を刺す。

なんていう見出しは
新聞社会面にしばしば
見るものだ。

モモ、クリ3年、カキ8年、
ナシのバカヤロウ18年
と下話にもいうくらい。

まして25年もかからなけ
れば月給をもってこない
人間など、
おおよそ大バカヤロという
ところ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向田邦子さん

2023-02-27 13:05:49 | 日記
「何かの間違いで、テレビ
やラジオの脚本を書く仕
事をしているが、

本当は、板前さんになりた
かった」

板前さんになりたい、向
田さんは若い頃から言って
いたそうだ。

お品書き遊びもお好きだし、

晴れて板前さんになったと
しての信条は、

一に材料、二に包丁。
そして、三、四がなくて、

五に器。

盛り付け次第で料理は
おいしくもまずくもなる。
そこを見抜いて、である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねじれたハートで

2023-02-27 11:54:53 | 日記
ひとり開ける缶ビールの、
プッシュという音がやけに
大きく響く。

平衡感覚。

そうありたい。

つまらないことでねじれない
ように、
もつれないように、

心の平衡感覚を保ちたい。

 まだ、どこかでわがまま
なのだ、

好きなひとに会うと
その平衡がどこかでずれる。

ま、本来、恋というのはそうかも
しれず、妙に達観してしまう
自分もいた。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心の拠り所

2023-02-27 11:53:26 | 日記
【ブログ:】自分で自分を救う
不安になると、
「心の拠り所が欲しい」
と願う。

他力本願が通用しないと
思うと、「自分で自分を救う」
という自力本願に目が向く。

戦国時代、「自分の心の拠
り所として懸命になって取り
入れたのが「禅」。

禅のひとつの特性は、「あの
世の存在よりも、この世に
おける自己努力を重視する」
ということだ。

つまり、
「自分で自分を救う」ということ。
そのためには、キビシイ心身の
錬磨を必要とする。

極限まで行えば、一種のマゾヒ
ズムに到達する。
これによって、

「危機の克服と新しい状況の
突破口「を得た。

死ぬか生きるかの瀬戸際
今の時代に通じるのでは
ないか。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男の生きざま

2023-02-27 11:51:52 | 日記
男の器量
明智光秀は主人の織田
信長を殺したので逆臣
といわれているが、

彼をかこむ近親者や部下
や領民にひどく評判がいい。
亡くなっても慕う人間が多か
った。

長い間、失業者として放浪
生活を送った光秀が、信長
と知り合って二国の国主に

なるまでに、わずか8年しか
たっていない。

光秀が反乱を起こして、
秀吉に討たれたとき、

苦労をともにした明智
一族は城で自決を決めた。

敵がおし寄せたら城の兵は
極力脱出させた。

敵将が知人だと、財宝を全
部渡し、「どなたでも後世に
伝えてください」と、降伏は
しなかった。

さすがの豊臣秀吉も、このとき
ばかりは、「よくそこまでに人を
育てた」と感奮したという。

明智一族の最期は”美しき
倒産”といえる。
人が、命がけで慕うにはそれな
りの理由があったのです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

治るのも自然の力

2023-02-27 11:50:23 | 日記
くしゃみをするとか、寝
返りをうつといったように、
無意識にからだを動かす
ころがある。

そうした動きは、からだの
歪みを修正する働きをも
っている。

寝返りをうたないで寝ている
と疲れることがある。

寝ている間に自然にからだを
動かすことで、バランスを調
える。そうした自然の回復パ
ワーを呼び起こすのが活元
運動。

”風邪の効用”風邪を悪者だと
決めつけず、

風邪は治すものではなく、経過
させるもの。上手にひいて、
経過させれば、

新しい体ができて丈夫になる。

発想の転換である。

風邪をうまくひいたほうが、ガン
のような危険な病にかかり
にくくなる。

風邪を悪くないものだと思えば、
焦りがなくなる。そして自分の
からだとゆっくり対話する余裕が
出てくる。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チェロを抱くように抱かせてなるものかこの風琴(オルガンと読む)はおのずから鳴る」

2023-02-27 11:49:34 | 日記

 女は、男に奏でられることを

待っている楽器ではない。

私は、あなたの思いどおりの

音色を出したりしない。私に

は、私のメロディーがあるの

よ。私は、みずから音楽を奏

でる風琴なの。

 

—愛されることによって自分が

完成するような恋愛は、まっぴ

らだ。一人の人間として、私の

音楽を聴いてほしい。そしてそ

の音楽に共感する人となら、愛

しあいたい、と。

 

もたれかかるのではなく、自分

の足で立っている女性。僕は好

きだ。自分の音楽を探すことな

く、ひたすら演奏者が現れるの

を待っているような人種より、ず

といい。

 

ただ、恋愛においては、「筋」

とか「理屈」というのは、あま

りあてにならない。筋なんかど

うでもよくなってしまうのが、

理屈なんか曲げてしまえるのが、

恋愛だろうから。彼女は自分に

言い聞かせている。恋の甘さに

流されて自分を見失ってはダメ

  •   「抱かせてなるものか」

という強い言い方には、そんな

ニュアンスがある。

 

 そしてまた、「おのずから」と

言いながら、彼女の風琴にはかな

りの力みがある。他の誰をも意識

しないのびやかさではなく、世界

のすべてを意識している力みであ

る。こう宣言せずにはいられない

痛々しさが、かえって一首の魅力

 にもなっているのだけど。

 

 

たとえば、八木重吉に「素朴な琴」

と題された次のような短い詩がある。

 

この明るさのなかへ / ひとつの

素朴な琴をおけば/秋の美しさに耐

へかね/琴はしづかになりだすだらう

この琴のような素朴さと自然さを

得たとき、女性はほんとうの意味で

自由になれるのだという気がする。

 

歌は、その道のりの途中にあって、

精一杯つっぱている。

 秋の美しさのように彼女を包む

恋愛が訪れますように—

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする