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という名言がありました。
女はサンサンと輝きを放つ
華やかな生きもの。
男は、女を陰で見守る存在。
そうあってほしいと、女は
願っています。
赤は下手すると下品に
なる色。
でもその赤が似合う男は、
どんな色でも品よく美し
く着こなせる人生の選び方
を知っている人。
車もお洒落に乗りこなす
男です。
恋がね、 人生っていう夜空にまいた
星だとすれば、 彼女のことは、俺
にとっては一番星なんだ。
口に出したら 気持いいだろうな
「俺の彼女」なんて
恋愛をテーマにした詩歌の、西
洋と日本の違いについて書かれた
文章を思い出した。
「詩形の相違以前に、愛する女性
をどのように言葉の中で飾り、崇
(あがめ)め、表現し、賛美する
かという点(中略)彼我の詩人た
ちはおそろく違った世界に生きて
いた」。
西洋の詩では、たとえば相手の女
性を、月や星や太陽まで総動員し
て褒め称える。が、日本の古典詩
人たちは、ほとんど相手の形象化
には興味がなく、もっぱら当人の
嘆きに重きが置かれている、と。
詩歌のありかたの違いはつまり、
彼我の恋愛のありかたの違いを、
反映してきたのだろう。
では、現代の日本の男性は、ど
うなのだろうか。ベットでまった
く無言というのも味気ないが、か
といって西洋の詩人のように愛を
ささやくのも照れくさい。
歌は、現代の男性の、精一杯の
つっぱりと思いやりだ。何かを語
りかけようとする姿勢と、でも軟
派な愛の言葉は俺には似合わない
という気持ちと。そこから生まれ
た「文明がひとつ滅びる物語」。
それは、幼いころ母親が、枕元で
話をしてくれたような懐かしい
甘さを感じさせる一方、女性の砦
を崩してゆくことの暗示。
「翅脱がせてゆく」という言葉が、
エロティックだが美しく、薄く透
けるようなアンダーウエアーを剝ぐ
ことの比喩であり、また彼女の
自由を奪う意味でもある。
相手を、蜻蛉(とんぼ)のように、
はかない存在としていとおしむ
気持ちも翅にある。