牧場の日記~競走馬生産者の日々~

競走馬の生産牧場の現状と考察

生後7日目の疝痛

2020年02月15日 | 子馬の育成
生後7日目の仔馬が夕方厩舎に入れた後変な格好で寝ていた。

前脚をギュッと曲げちょっと仰向けになったりお腹を見たり。

さほどバタバタすることはないが、同じようにお腹を上に向けようとする。

お腹が痛いようだ。

お腹をさすってやると楽になるみたい。

下痢もしている。

熱は38度5分。

獣医さんがバナミン打ってくれて、ミヤBMと抗生物質を飲ませた。

しばらくは注射のせいかぼーっと突っ立っていた。
お腹の痛みは薄らいだようだ。

一晩様子を見ていたが、もう痛がりはせず、寝て、起きておっぱい飲んで、寝て…の繰り返し。いまいち元気はないようだった。

朝になるとすっかりよくなったようで、暖かくなってからパドックに放すと元気に走り回っていた。

昨日はバレンタインだというのにとても暖かくパドックの凍結土が溶けて、変なものを口にしたのかもしれない。

それとも放牧時間が長くて疲れて胃腸が良く働かなかったのか?それはないかな…。

仔馬は弱いので色々と心配する。