古くなった波板を撤去し、アルミ躯体や軒先の樋もの中も掃除が終わり下準備完了です!!
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
今回のお宅の波板は、結構手こずりました・・・
2階のベランダの波板貼り替えは簡単な作業でしたが、裏の洗濯物を干すスペースの波板テラスは複雑な形をしています。
貼り初めから貼り仕舞まで8枚貼らなければならないのですが、その中で何も考えずに長さだけカットして貼れるのは1枚だけです。
しかも、アルミ枠にかなり歪みが発生していますので、その1枚も貼ってみなければ分からない状態です・・・(汗)
そんな波板の貼り替えですが、今日は貼り初めと特にややこしいかった部分をご紹介させて頂きます。
いきなり貼り初めから考えさせられましたので、その時の様子もご覧ください。
果たして上手く出来上がったのでしょうか?
▼それではご紹介させて頂きます▼
↑まずは貼り初めの様子です。
勾配は有る様に見えますが、建物側の奥付けと呼ばれる部分の方が少しだけ低くなっています。
これを直すのは大変ですので、今回はコーキングで一部処理致しました。
↑2枚目で調整し、3枚目でご覧の様な形へ突入しました。
3枚目をこの位置で止めたかったのには理由が有りまして・・・
↑実は、この3枚目の波板の隣は、ご覧の様な懐になっていまして、この部分との割り付けを考えていたからです。
しかしこの部分へ入った雨は何処へも逃げ道が有りません!!
懐になっているので、よっぽどの事が無い限り濡れる事も無いのかも知れませんが・・・
↑分かり難いかも知れませんが、火打ち柱を挟んで左右を見るとこんな感じです。
↑何とか難所を乗り越える事が出来ました。
下から見た時の重なりシロも良く、バッチリ納まりました!!
壁際のコーキング処理も念入りに行いました。
ご覧頂いた様に、写真で見ると簡単そうですが、割り付けの寸法取りは気合が入りました。
万が一間違ったら予備が無い物ですから(汗)
それくらいの緊張感の中で作業するのが良いのかも知れませんけどね。
さて、来週月曜日の記事は、引き続き波板の貼り替え工事の様子をお届け致します。
貼り仕舞にもちょっとしたテクニックを使いましたのでお楽しみに!!
ご自宅のベランダなどのテラスは大丈夫でしょうか?
波板の不具合や雨水の流れなどが心配の時はご一報下さいね。
それでは爽やかな週末をお過ごし下さい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます