精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

沖縄に連帯する6・12京都集会

2010年06月08日 19時18分50秒 | 平和・憲法9条
 危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を!
 沖縄に連帯する6・12京都集会
というものが開催される。

と き  6月12日 土曜 午後2時半~4時
        閉会後パレード
ところ  みやこメッセ (岡崎公園内・京都会館向かい)
参加費  500円(高校生以下と障害者は無料)
記念講演 伊波洋一 宜野湾市長

 あの普天間基地のある宜野湾市長が、沖縄の現実を語ります。たくさんのご参加をお待ちしています。
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6月議会日程

2010年06月07日 04時31分01秒 | 議会・地方自治
 先日の議会運営委員会で、6月議会の日程が内定しましたのでアップします。積極的に傍聴してください。
 6月10日 木 10時~   本会議・提案説明
    11日 金 10時~   本会議・一般質問その1
   14日 月 10時~   本会議・一般質問その2
   15日 火 10時~   本会議・一般質問その3
   16日 水 10時~   本会議・議案質疑
   17日 木 10時~   民生環境委員会
          13時半~  予算決算委員会
   21日 月 10時~   建設産業委員会
          13時半~  総務教育委員会
   22日 火 10時~   議会運営委員会・定数議案
   25日 水 10時~   会派代表者会議
          13時半~  議会運営員会
   28日 月 10時~   本会議・採決

 佐々木の一般質問は12番目ですので、恐らく14日だと思われます。今回は、「住民の健康保持と国民健康保険」「高齢社会と交通」について、質問する予定です。詳細を希望される方は、ご連絡ください。
 町長提出の主な議案は、税条例の改正・精華西中学校の増築・下水道工事の契約などです。
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官房機密費 またまた闇の中へ?

2010年06月04日 07時34分34秒 | 各地・分野の動向
 鳩山内閣が退陣した。そんなことはすでに知れ渡っていることだ。以前もアップしたが、気になっていることがある。
 それは、「官房機密費」の行方である。
 正確には報償費というらしいが、内閣官房長官室に常に用意されている使い道自由のお金である。領収書もいらない。昨年の政権交代の際に、選挙後退任までのわずかな期間に、当時の官房長官が2億円余りを引き出していたことが問題視されていた。また、2か月ほど前には、元官房長官であった野中氏が「マスコミ関係やジャーナリスト、評論家などにも渡したことがある」と取材に答えた。一瞬注目されたが、その後のマスコミの突っ込んだ取材もなしに、曖昧なままである。
 今朝の報道では、さほど大きな記事ではないが、平野官房長官が「機密費の使途は引き継がない」と言明したとのこと。要するに、公的な書類としては鳩山政権が何に使ったか、永久に闇に葬られるということである。
 もともと、民主党はこのようなお金の不透明さを嫌っていたはずであるが、一旦権力を手にすると、その誘惑に負けてしまうのであろうか?確かに政治の世界のことなので、100%ガラス張りが困難でも、外交文書のように使途基準ごとの公開とか、一定期間経過後の公開は必要ではないのかと思う。その財源は税金である。しかも、給与のように個人に支払われたモノでもない。
 鳩山政権は、総合的には公約が守れていないと評価されている。普天間、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法、労働者派遣法などなど総選挙時の態度とは一変しいる。私も地方政治家として、政権の外からと中からでは若干の変更が生じることは容認するが、これらの変わりようは首をかしげたくなる。ましてや、「官房機密費」の使途など民主主義の根本にかかわることである。
 民主党までも、自民党化して闇から闇に葬り去ることはすべきでない。後世になって「野中さんの方がましだった」と言われないためにも、記録は残しておくべきだ。
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議員は平等ではないらしい

2010年06月02日 23時03分27秒 | 議会基本条例
 以前も書いたが、今、精華町議会では「議会基本条例」に基づくいくつかのルール作りをしている。現在のところ、とりあえずルール作りを優先させるため、私たちの会派として異論があっても同意している場面がある。それはそれとして、個人として根本的に納得できない理屈が展開されている。それは、タイトルにあるように「議員は平等ではないのか」ということである。
 いくつかの例をあげると・・・
 会派の要件である。議会の規模などによって扱い方は異なるが、「政策集団」として会派がある。精華町議会では約10年前から会派運営をしている。代表質問の順番とか委員会所属の割り振りとかで会派に所属している議員が優先的に枠を確保するということはある。ただ、今精華町議会で行われているのは、会派を作るのに「差」があるということだ。それは、原則「3人以上の政策集団」を会派としているものの「例外として、政党会派は2人以上」となっているところだ。ある政党所属議員によると「政党は、確たる政治的信念があるから2人でもいい」ということだが、政党に属していない議員が信念がないわけではない。少なくとも、同じ自治体の議員で格差を作るのはおかしい。
 政務調査費も同様だ。現在、会派には議員一人当たり月額5000円だ。会派に属さない議員には月額3000円ということになっている。なぜ差があるのか理解できない。この理屈だと、会派を運営するために月額2000円必要と読めるが、会派維持のための経費など存在しない。さらには、(まだ正式には可決していないが)来年度からこの政務調査費を、会派所属月額7000円、無会派月額5000円に値上げしようとしている。ここでも金額格差を残すつもりだ。
 さらに、理解できないのは、時々出てくる「得票数論」だ。例をあげれば「▲▲を公約して当選した議員の得票を合計すると7割だ」といった主張である。一見、そうかなと思ってしまいそうだが、とんでもない理屈である。もし、そのような理屈が成立するなら、議会の論議など不要となり民主主義を否定することになる。議員が平等でないという理屈が根本にあるからだ。仮に、重要案件に関する公約に反対する議員が、人数では4割しかいないのに6割の得票を得ていたなら、他の6割の賛成があっても「否決」というおかしなことになってしまう。国会でも府県議会でも、採決の判断は「得票数」ではなく、「何人」である。いわば、選挙でトップで当選しようが、最下位で当選しようが、議員としての価値や権利、投票権には何ら「差」がないというのが、今日の民主主義の原則である。「得票数」で判断するということをいう場合には、現在の民主主義原則を否定し、誰が聞いても「なるほど」と思えるような新たな理論を構築する必要がある。
 とにかく、議員を差別するようなおかしなルールは、近い将来見直されるべきではないかと考える。
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張本勲 もう一つの人生

2010年06月01日 23時11分26秒 | 平和・憲法9条
 張本勲さんと言えば、あの有名な野球選手だ。1940年生まれで、1990年に野球殿堂入りを果たしている。日曜朝の4チャンネル、「サンデーモーニング」に、スポーツ解説者として大沢さんとともに出演し、「あっぱれ」「喝」と批評している方と言えば広く知られているだろう。
 この間、平和をめぐる状況が悪化してきたことを契機に、いろんな方が「戦争反対」や「核廃絶」を訴え始めている。感情としてまた理屈として訴えることが多い中、戦争や原爆体験者の訴えは説得力を持つ。実は、張本さんは広島で5歳の時にあの原爆で被爆しているのだ。あまり知られていないことだ。
 張本さんは、在日韓国人として幼いころから民族的差別を受けてこられた。また、火傷をしていて右手が不自由だったにもかかわらず、それを長い間公表せずプロ野球選手としてたたかいぬいてきた。3085本の最多安打記録、7回の首位打者、打率3割異常を6回もマークした偉大な選手だ。
 大好きだったお姉さんを、広島の原爆で亡くされている。自分も被爆者であることを長い間公表していなかった。だから、「8月6日」は嫌いだったとのことだ。ある小学生から「真実を伝えるためにも8月6日を忘れないでください」という手紙をもらい、踏ん切りがついたという。
 今では、被爆者であることなどを明らかにして、核廃絶、平和のための活動もされている。
 張本さんが執筆したタイトルと同名の本が、新日本出版社から出されている。関心のある方は、ぜひお読みいただきたい。
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