うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

ババガヌーシュ(茄子のディップ)と夏野菜

2024-09-29 23:15:42 | グルメ
ババガヌーシュという料理名を初めて見ました。
その後にカッコ付きで茄子のディップとあります。目の前の皿を見るとイタリア料理のバーニャカウダのようです。形式は同じで、生野菜(カボチャ、瓜等)をディップを付けて食べるとのことです。
この皿を見て、ふと、思い出しました。
以前、玉村さんの本にあった「貧乏人のキャビア」ではないか?名前が面白くて、しかも焼いた茄子をすり潰すという想像出来ない調理法で記憶していました。
家で早速、玉村豊男さんの本を調べてみました。
ありました!少し引用します。
「私はこの焼けた皮剥き裸ナスを、スリ鉢に放り込んでスリ潰す。グズグズにナスが正体を失くしたら、そこへニンニクのみじん切りをたっぷり加え、ヨーグルトとオリーブ油を上から注いでよくかき混ぜて塩と白胡椒とレモン汁で味をととのえる。」とあります。食べたディップの調理法は、かなり近いのではないでしょうか?
さらに、「広くアラブ・トルコ諸国に存在しているが、英米ではそれを、プアマンズ・キャビア一ーー貧乏人のキャビア、と俗称する。」とあります。
だからババガヌーシュと聞きなれない名前が付いているのでしょう。
やっと、納得出来ました。
しかし、キャビアをまともに食べた事のない私にとっても茄子のテクスチュアと味はキャビアのそれとは違うと思うのですが、如何でしょう?

P.S. 玉村豊男 森羅万食たべものがたり から引用しました。
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喫茶店のお菓子

2024-09-12 11:12:24 | グルメ
喫茶店のお菓子と言えば、昔はチーズケーキとコーヒーゼリーくらいのものでした。
今はカフェと言うそうですが、様々なお菓子を食べることができます。
例えば、高級洋菓子店でしか見たことのないチョコレートの、箔が付いたケーキ。また、タルト生地とフルーツ等を用いたものも多いようです。フランス菓子だけではありません。昨年はイタリアのカッサータという冷たいお菓子を頂きました。
それでも、今回、初めて訪れたカフェのケーキを見て思いました。
 手が込んでいる!
クリームはとても繊細で口どけもいい、それに何より美しい!
店内は、木がふんだんに使われ、落ち着いています。
南向きの大きな窓から、緑の見晴らしの良い景色が望めます。
暫く、過ごした後、外に出ると隣にパティスリーがありました。
焼き菓子を少し買ったのですが、同じ経営のようです。
おいしい理由が分かりました。
また、訪問したいと思います。

P.S. そういえば、プリンも昔からありますね。

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ひまわりと新幹線

2024-08-19 23:29:35 | 
この時期、暑い為か花は少ないのですが、車で走っていると、ノウゼンカズラがオレンジの大きめの花を咲かせているようです。
しかし、この時期はひまわりが見たくなります。ひまわり畑が近くにあると聞いて出かけました。
あらかじめ調べた駐車場で車を駐めて、新幹線の高架を抜けると、ひまわりが目に飛び込んできました。
大きな大きな畑でした。
せっかく新幹線が通っているので一緒に撮りたいと思いました。
構図を決めて来るのを待ちます。
程なくして、大きな音と共に瞬く間に目の前を走り抜けて行きました。高速の車体はなかなか上手く捉えられません。それでも新幹線は上り下りと頻繁に来てくれるので、場所を変えたりしながら何度も何度も試しました。
取りあえず、場所の記憶を留めることはできたようです。
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閑乗寺公園

2024-07-26 23:25:42 | 日常
ふと、この地を離れる前日に、この場所に来てみたくなりました。
散居村の風景が眺められる展望広場です。
同じ風景を見ても、ひとそれぞれの目でしか観る事が出来ないので、観たいものしか見えてないと言えます。
自身もその通りで私は、ほぼ、ここから観える風景の中で、20年を過ごして来ました。
漆を学び、その仕事をするようになり高岡、砺波を中心に動いてきました。
そして、仕事以外でも、この扇状地を流れる庄川あるいはその先の海で竿を振ってきました。
もし、何年か先、この場所に来るとしたら、どの様な風景を観る事になるのでしょうか?
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仔羊のフィレ肉のガレット包み焼き

2024-07-07 21:30:58 | グルメ
仔羊のフィレを、ジャガイモを千切りにしたガレットで巻いてローストしてあります。切り口はロゼで、ガレットのおかげで仔羊の繊細で柔らかな味と香りが保たれているようです。ソースは透明感のある軽いジューソース、ヤングコーンが季節を表しています。
フレンチのメインの素材は、やはり仔羊だと改めて思いました。
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