うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

フランボワーズのタルト

2013-07-19 12:58:46 | グルメ
すし飯に魚の切り身をのせれば鮨になるというのは、間違いです。例えば、今迄生きていたような透明なイカを握ったところで固すぎるし旨みが乏しくシャリとの味の相乗効果も望めません。
同じようにタルト生地にフルーツなどをのせれば○○タルトになるとは思いません。
しかしこのタルトはそのマリアージュが成功しています。ピスタチオの入ったしっとりとした少しやわらかい生地に完熟したフランボワーズがのりその間を濃厚なソースがつないでいます。口に含むと果実の甘み、ソースの酸、ナッツの香ばしい風味などが融合し複雑な味が楽しめました。聞けばフランスで修行されたとのこと、また訪問したくなりました。
PSそういえば最近美味しい鮨を食べていません。
コメント
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