桜のプロムナード

富山県中央植物園に行ってきました。桜も見頃となり、昨日から無料開園し夜は、桜のプロムナードのライトアップが始まりました。7分咲きとのことですが、90本のソメイヨシノのプロムナードは、ピンク一面のトンネルとなり、とても豊かな気分に浸ることが出来ました。何故、桜だけそんな気持ちにさせるのでしょう？春を迎えた嬉しさを代弁しているのでしょうか？
夕方明るい時間からライトアップされ夜桜になるまで、桜の色の移ろいとあたりの風景の変化を十分堪能することが出来ました。それでも、去りがたくホールのデッキから池越しに写真を撮りました。

La Primavera(春）

今は、桜が気になって上ばかり眺めています。しかし足元を見ると小さな草花が健気に咲いています。すべて野草ではないようですが、人の手のはいっていない道路脇の斜面を飾っています。
フィレンツェに行った時、ウフィツィ美術館で"La Primavera"というボッティチェッリの名画を見ました。同じく”ビーナスの誕生”と共に掛けてあり、その圧倒的な存在感にしばらく動けなくなりました。その”La Primavera"の人物の足元には、自然の野原のように植物が描かれ名前の通り春の花でいっぱい飾られていました。その数、500と言われています。ボッティチェッリは花を愛でるやさしい心を持っていたと思います。
春は、やはり花でいっぱいの季節です。

金沢城

桜が咲き始めたので金沢へ行きました。車で1時間の距離ですが、今迄なかなかゆっくり見ることは出来ませんでした。今日は金沢城公園と兼六園を桜を辿りながら歩きました。兼六園は何度か来ていますが、改めて素晴らしい庭です。松や桜など樹木はよく手入れされ見事な姿で区画ごとに見所が配され花の時期も計算されているようです。例えば、水の表情さえ池や小川だけでなく滝や噴水と変化し、桜も品種が幾つかあるようです。いくらかでも花を育てていると少しは見えてくるようです。別の季節に来れば、また気づきがあると思います。
ソメイヨシノはもう少しで満開です。