悲惨でしたが、ハッピーエンドに

昨日は降雪から積雪となり「普通タイヤ自動車は、運転禁止！」という命令が家族から出たので、バスで出かけました。久しぶりにバスに乗ったので、下りる時の小銭を準備しないままで、自動両替機を利用て支払いを済ませようとしたら、上手に操作できませんでした。あまりにも、もたついたので、このままだと遅刻するかと思ったのです。でも、ぎりぎりでなんとか、間に合いました。

じつは、バスを下りてすぐに交差点のところで友人たちの乗った乗用車が見えたので、手を振って挨拶しました。そのあと・・・必死で歩いていって・・・昼過ぎに、バッグの中から財布を出そうとしたら、これが、その姿が見え無いのです。チビまるこちゃんのショック状態になりましたし、うろたえました。キャッシュカードやクレジットカードなど（２０枚ほど）や、全財産に関するものと思い出の品が入っている財布なのです。(現金は千円しか入っていませんが。)警察に落し物の届け出をして、銀行などあちこちにキャッシュカード類の一時凍結の手続きを電話でしました。仕事が・・・まずいことに「上の空」でした。
夕方、友人に迎えに来ていただく連絡を取ったものの、あきらめきれずにこの寒空の下を歩き、探してみました。途中まで行ったところで私を友人が車で探して乗せてくださいましたが、あきらめきれませんでした。
バスを降りたところまで乗せていってくださって「気の済むように探してみたら？」と言ってくださったのですが、すぐに戻ってきました。「ここまで探したんだから、薄暗くなってきた今のうちに、ちゃんと気の済むところまで探したら？」と再度・言われて、もうひとつ先の横断歩道のところまで行ってみることにしました。信号が赤に変わりました。待っている間に足元の小高い積雪を足で左右に払ったら・・・明暗の違いがあって、四角い形が・・・手にとってみたら私の財布なのです・・・涙が止まりませんでした。

凍えている私を、友人は肉まんとホットドリンクであっためようとしてくださって・・・ほっとして、腰が抜けました。