Nonsection Radical

撮影と本の空間

日本の夏は暑い

2013年06月04日 | Weblog
使ってみて良かったものをもう一度買おうと思ったら、すでになくなっていたという連続だ。
最近では衣料品。
夏用のペラペラのジャケットとズボン(パンツじゃないから)が経年変化でホントにペラペラになったので、同様のものをまた買おうとお店に行ったが売っていない。
同じものはおろか”同様”のものもないのだ。
量販店では年ごとの”ファッション品”か、相変わらずの”オヤジ衣料”のどちらかしかない。
定番のファッション品というのがないのだ。
ユニクロを代表とするファストファッションは、どんなに気に入ったものでも次の年には廃番か質を落としたものに変わってしまう。
オヤジ衣料は、どうしてこうも肌色かネズミ色(ベージュかグレイの意味)で地味なものしか置いていないのかというぐらい”定番”のダサイものしかない。
流行を追わないと言っていた無印良品も”定番”が消えている。
仕方なくL.L.Beanのような海外ものを探すのだが、定番もあり、品もシッカリしているのだが、日本の蒸し暑い夏にはちょっとと思う“ハードさ”なのだ。
思えば、まだ冷房が一般的でなかったショーワの時代、みんな着るものを少しでも涼しくしようとしていた。
クールビズなどという言葉もない時代だが、開襟シャツに麻の上下とか、カンカン帽に扇子など小物にも工夫を凝らした。
その当時の服装に比べると、現在のクールビズはいかにも実用性では劣る。
設定温度が上がったとはいえ、まだ冷房前提の格好なのだ。
どこか冷房のガンガン効いた居酒屋で凍ったジョッキで生ビールなのだ。
原発を再稼働してもそうしたいという気持ちもわからないでもないが、いっそ夏は暑いと割り切って冷房を全廃してはいかがか。
そしてとにかく涼しい格好をする。
そういう商品を販売する。
ビジネススタイルなどというホントかどうかわからない眉唾物の「常識」などにとらわれずに、日本の夏は暑いんだからと主張してもイイんじゃないのか。
今年の夏も暑いんだぞ!
さあどうする。




環濠のみち遊歩道 奈良県御所市


安立住之江商店会 大阪市住之江区
コメント
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