Nonsection Radical

撮影と本の空間

意外に面白いので

2013年06月16日 | Weblog
電子書籍端末ソニーのリーダーで少しずつ購入している。
ストアで無料の小説雑誌があったので、まあタダだしとダウンロードしてみた。
するとね、面白いのよ、これが。
他愛ない話が中心で、いわゆる「ライトノベル」というジャンルで腐女子向けらしいんだけど、文学とかには無縁な単なる話好きなだけのオッサンにとっては、飛んで火にいる夏のお話状態で、無料版を読み続けて、読み終わったら有料版に移行かと、まんまと営業戦略に乗せられているのね。
これまでライトノベルにジャンルされるものやBLものなどは避けてきたのは、いっとき興味があって紙のレディコミを買ってみたが面白くなかったという、あまり人前では言えないようなイタい過去があったからだ。
どうせ女子供が読むものなどと”婦女子”向けを避けてきたのだが、その内容を確認しないで読んでみたら意外とストーリーもシッカリしているし、面白いという結論に達したわけね。
satoboはいわゆる「マンガ雑誌」というのをほとんど読んだ事がないので、イイカゲンな事を言うけど、ダンシはマンガを読んでも、ダンシ向け小説は読まないのかね。
実際のところそういうジャンルの小説誌はあるのかいな。
ダンシ、つまり青少年向け小説が成立するのか、なぜか、どんな内容が・・・
などと考える必要もないけど、ジョシ向けには存在するんだからな。
今読んでいるものは、バラエティに富んだ中味で、サクサク読めて、そのくせその先が知りたくなり、と、高尚な内容を吟味しながらネクラに世の中を投影してみる純文学とはまったく違う世界だけど、だからどうなんだぁと思うんだよね。
だってテレビを多くの人が視ているけど、そのほとんどが他愛ない、あるいはクダラナイもので、それを視た同じ人間が純文学にひたる時間を持つというのも人間臭いというかエラそうな事言えねぇだろとエラそうに思うのね。
だったらもっと”身近”な小説があっても文句はないだろうと思うよ。
三島由紀夫を読んだ後はBLものとか矛盾しないじゃない。
川端康成もね。
まあそれぐらいジョシ向け小説にハマったというジジイの戯言なんだけどね。



日間賀島 10 愛知県南知多町


兵庫県姫路市家島町宮三軒家町
コメント
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