Nonsection Radical

撮影と本の空間

どうしてアップルに注目するの?

2013年06月11日 | Weblog
アップルが新しいハードとソフトを発表し話題になっている。
”たかが”ひとつのメーカーの”発表会”がニュースになり、業界の話題になるのも不思議と言えば不思議な現象だ。
パソコンではほとんどの人がウインドウズPCを使い、スマホでも誰もがiPhoneを使っているわけではないのに、どんな新製品が現われるかと興味津々なのが現在のIT産業の状況をあらわしているとも言える。
ユーザーの立場で考えると、どんな新しいサービス、新しいデザイン、新しい製品が登場するのかと期待するし、クリエイターの立場で考えると、今後の”あり方”を考える礎になるものではある。
それぐらい立場をアップルは得ているわけだ。
常識的に考えるとマイクロソフトやサムスンがその立場にあるべきなのだが、残念ながらその地位を得ているとは言い難い。
ましてや”世界の”ソニーやパナソニックなどは蚊帳の外。
技術力やパワーでは勝るとも劣らない大企業が”小さな”企業の後を追うのはなぜか。
難しい事はシロートにはわからない(笑)。
ただ、アップルは”カタチ”にして見せている。
こういう世界を創り出したいをカタチにしているのだ。
そういう点でアップルはクリエーターの集まりと言えないか。
一方、他の大企業はユーザーの集まりか。
ユーザーの立場に立つと・・・
と、現状の改善に取り組む力はスゴいが、先へ進む”夢”を持っていない。
あるいはカタチに出来ない。
アイデアは誰もが共有しているはずだ。
それを未来のカタチにする部分で多くの企業がアップルの後追いをしているのではないか。
だから似たような製品がその後続々と登場するのではないか。
と言いつつ、アップルだって出してはコケる繰り返しをしてきた企業だ。
消えていったモノもたくさんある。
それでも新しい創り出す努力を続けてきた。
そこにみんなの注目を集めるポイントがあるような気がする。




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