Nonsection Radical

撮影と本の空間

ギャラリーデビュー

2013年09月01日 | Weblog
先日立ち寄ったニコンサロンでDMを手に入れたので、それらのギャラリーへ行ってみた。
展覧会などを開催するギャラリーでは、他のギャラリーで開催する展覧会告知DMを相互掲示してあったりするのだ。
大阪でギャラリー巡りをしなかったのは、第一に場所がわからなかった事と、情報が得られなかった事があるけど、あまり街なかに足を踏み入れたくないという心理も働いていたのだ。
それが手に入れたDMには写真だけではなく他のアートとのコラボとあったので、ちょっと見てみたい気になったのだ。
幸いな事に、その周辺にも他のギャラリーがある事がわかり、ついでに行ってみようと思った。
で、行ってみて、その他のDMも手に入れ、少し大阪圏の写真関連の事がつかめた。
まあどこもあまり人が入っていないのは東西問わず同様なのだが、これは見る方にも問題があるので仕方がない。
ギャラリーはレンタルで、わりと小さめのものが多い。
そこにこじんまりと展示するので余計にこじんまりしてしまう。
そしてDMをかき集めて見てみると、女性が多い。
お金をかけても人に見てもらいたいと思うのは女性の方が多いのだろうか。
また、モノクロ写真教室の”卒展”というのも案外多かった。
これは意外であった。
モノクロ(フィルム)写真制作に興味を持っている人が多いのだろうか。
しかし、見たところ「ちょっとなぁ」と思う写真が多かったのは、”先生”のせいなのか。
それとも”まともな”モノクロ写真を生徒が見た事がないからか。
印刷などとは違って、モノクロ写真は実物を見ないと、その感じが伝わらないので、最近は目にする機会がないのかもしれないな。
それでも若い人が自分の作ったモノを人に見せようと頑張っているのは好ましい事だ。
若いと言えば、大阪の地下街の端っこに、薄暗く人の通りもあまりない広いだけの空間があるのだけど、以前からそこは全国の観光案内パンプ置き場となっていて、帰りにそこで観光地の情報を得ようと立ち寄ったところ、観光パンフは撤去されていて、子供のお絵描きコンクールの展示会場になっていた。
数百点はあるのではと思うほど、画用紙に書いた絵がこれでもかと展示されていたのだが、本音で言えば、写真展よりこちらの絵の方が面白かった。
3歳4歳5歳などと年齢が書かれているのだけど、下に行くほど面白い。
面白いというより「何じゃこりゃぁ?」と思わず声を上げるようなのびのびした”作品”が数々あるのだ。
子供の奔放ぶりにはオトナは勝てないと思った。
またこんな絵や写真がオトナに、いや、オヤジになった今でも作れたらどんなにいいだろうなぁと思った。
そんな”傑作”ぞろいの作品群にも、わずかに通り行く人は目もくれないのが、またなんだか寂しいものであった。




くずは中央商店街
大阪府枚方市南楠葉1,2丁目,樟葉朝日3丁目
撮影 2013年6月29日 土曜日 16時05分


門前仲町2丁目2から
東京都江東区門前仲町2丁目,富岡1丁目
撮影 2013年8月15日 木曜日 12時45分
コメント
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