Nonsection Radical

撮影と本の空間

陸軍墓地

2013年09月28日 | Weblog
大阪の地図を見ていて、どうも気になる場所があった。
「旧真田山陸軍墓地」とある。
陸軍墓地?
なんだそれ?
と、いうわけで、ついでがあったので行ってみた。
旧真田山陸軍墓地については「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」のサイトを見てもらいたいのだが、明治開国以来の各地にあった陸軍兵士並びに軍属のための墓地のひとつだという。
その墓地が敗戦による陸軍解体によってその手から離れて、微妙な立場で現在にまで至っているようだ。
周囲は学校や住宅地で、柵で囲ってあったので最初は関係者以外入れないのかと思ったけど、横の公園からは入れるようになっていたので入った。
アメリカの陸軍墓地の画像などは見た事があったけど、日本でもこのような墓地があったという事は知らなかった。
靖国神社は”有名”で多くの人が詣るけれど、この墓地にはほとんど人が立ち寄っておらず、保存会の人か何か作業をする姿が見受けられるだけだ。
そういう複雑な立場を考えながら墓石の間を歩き回った。
開国以来ということで、墓石に記された没年には明治十年というものもあれば、昭和二十年というものもあった。
中には新たに建て直した墓石もあるが、年月の経過によって朽ち果てようとするものもある。
石は永遠という感じがあるが、人の死とともに墓石も死んでいくというのも自然であると感じた。























西大路通仏光寺通から
京都府京都市右京区西院三蔵町,中京区壬生西土居ノ内町,壬生土居ノ内町,壬生東土居­ノ内町
撮影 2013年8月3日 土曜日 14時05分


お堀端通り
神奈川県小田原市栄町1丁目
撮影 2013年8月13日 火曜日 16時15分
コメント
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