Nonsection Radical

撮影と本の空間

情報の遮断

2013年09月19日 | Weblog
ケータイなんてのもスマホに変わり始め、ほとんど手のひらコンピュータを持ち歩いているようなものだ。
蛇足だけど、コンピュータの世界では、ウインドウズパソコンがほとんどで、マックはどういう偏見か際物扱いされているけど、スマホではその呪縛がないのが不思議だね。
で、スマホを常に持ち歩き、所構わずメールが来たり、電話が来たり、ウェブサイトを見たりと、忙しいのだけど、だからこそ情報をある時間は遮断する方が”身のため”と思う。
そろそろ電車内での通話も”解禁”してもいいと思うのだけど、個人的には電車内ではケータイを使わない、また仕事場では使わないという”遮断”の時間を持つようにしている。
そんなに重要な事がいつも”飛んでくる”とは思わない。
ほとんど暇つぶしのためのおもちゃ化してしまうから。
暇つぶしと言っても、実はするべき事はたくさんあって、ネットもそうだけど、他の事に使う時間に振り向ける方がずっと有用であるのだ。
アベック(死語)がお互いのケータイ画面を見ながら同じ時間を過ごす光景を見ていると、何が有用なのか他人事ながら心配にもなるのだ。
笑い話で、長く連れ添った夫婦が”義理”でまぐわっているのだが、亭主はわるいなぁとは思いつつ、つい新聞を読んでしまう。
ふと”下”を見ると、女房は編み物をしていた。
現代風に直せば、お互いがスマホ画面を見ながらまぐわって・・・LINEでもつながっていた・・・あるいはフェイスブックのプロフィール写真で・・・か?
いつでもどこでもネットワークがつながる事を望んでは来たけど、こんな事にしか使わないとは思わなかったなぁ。
実世界で四六時中つぶやいていたら、おしゃべりとかキモイの烙印が押されるのに、それが適用されないのも不思議なものだし、いつも他人の悪口ばかり言っていたら、性格の悪いヤツの烙印が押されるのに、不思議なものである。




マキノ一番街商店街
大阪府枚方市牧野本町1,2丁目
撮影 2013年6月29日 土曜日 17時10分


外川 2
千葉県銚子市外川町4丁目
撮影 2013年8月12日 月曜日 12時55分
コメント
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