さざなみいんこ どっとこむ

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2012年 第ニ十弾の雛 デビュー【人工飼育】

2012-07-28 13:30:45 | サザナミインコ
ここ湘南も連日、暑い日が続いております。
サザナミインコの飼育部屋も連日、30℃以上もあるので、ファンを回して空気の循環を良くしております。
それでもさすがに暑そうにしています。

今年生まれの仔達は、エアコンがついたリビングに居ますので、快適な様でお喋りをする仔が増えています。
脚の指がどうしても1本前に出てしまうSLGコバルト♀も、お客様に別のSLGコバルトの仔にして頂いたので、残留しているうちに良く喋る様になりましたが、隣のケージの仔の名前を言うので、そろそろこの仔の名前も考えてあげないとと思っております。

さて、今回は恐れていた育雛放棄が発生致しました。
放棄したのは、代理親のペアです。
このペアは今までに、毎回1羽しか育てたことが無かったのですが、今回、別のペアの卵を代理でお願いしていたところ、3羽孵ってしまったので、手に負えず放棄してしまった様です。
初めの頃は2羽で給餌をしていたのですが.......。

それでも、雛が孵って1週間以内は人工的に育てるのが難しいので、何とかこの代理親ペアが給餌をしてくれないか様子を見ていたのですが、1日経っても給餌の様子が見られないので、急遽、巣箱の中の雛を確認した所、一番小さな仔は虫の息で、あとの2羽もそ嚢に餌が無い状態でした。

直ぐに取り出して、一番小さな仔に給餌を行い孵卵器に入れて、あとの2羽にも給餌をして育雛ケースに移しました。
しかし、一番小さな雛は約1時間後に☆となってしまいました。

2羽の状態は1日経ってだいぶ落ち着いて来て、元気に3時間毎の餌を食べています。

大きい方が生後10日で、小さい方が生後7日です。
本当は、親鳥に最低15日くらいは面倒を見て貰った方が良いのですが.....。

この2羽の本当の親鳥は以下の通りです。
♂親:SF SLGオリーブ/イノ+ブルー
♀親:SF SLGブルー
前回の繁殖後に、ケージの下で産んでしまった卵を回収して、孵卵器に入れて育てて、中止卵を抱いていたペアの卵と入れ替えました。

それでは今回の仔達を個別にご紹介します。

品種:SLGダークグリーン または SLGコバルト または ダークグリーン または コバルト
性別:不明(ノーマル系の場合は♀)
生年月日:2012年7月18日
SPCS No.:12A113
リングNo.:12 SPCS 061S
まだ、目も開いていないで小さいのですが、ビービーと鳴いて良く挿し餌を食べます。


品種:イノ系
性別:♀(遺伝的)
生年月日:2012年7月21日
SPCS No.:12A114
リングNo.:12 SPCS 062S
こちらの仔は、綿毛も生えていないので肉団子の様です。
それでも一生懸命に生きようと餌を良く食べてくれます。この仔も稀に鳴きます。
体系的にころころしているので、ひっくりかえってしまうことも多々あります。

現在、この仔達は育雛ケースに入れて約31℃、湿度95%でプラスチックケースの中にバードマット(ウッドチップ)を敷いて中央部分に窪みを作っています。


暫くの間は、3時間毎の挿し餌が続きます。
もう直ぐ、孵卵器の中の卵1個が孵ってしまうかも知れません。
面倒を見てくれそうな代理親を決められずにいます。
今日の朝から、この1個は転卵を中止しています。
孵ってしまったら、この仔達と一緒に育てようかとも考えていますが、何分、孵って直ぐは2時間毎に夜中も餌が必要ですので、それを考えると寝不足を覚悟しないといけません。

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