サザナミについての考察 その26

梅雨も中休みで、暑い日が続いております。
一部のサザナミインコ親鳥達は、抱卵を致しております。
数は少ないですが、夏の間も少しづつ雛が孵ってくれると思います。

さて、久しぶりの「サザナミについての考察」となります。
今回の仔は人工飼育の仔なのですが、親鳥は間違い無くSL DFグレイウイングダークグリーン／ブルー♂×ルチノーDd／ブルー♀なので、生まれてくる仔は全てSF SLGに成るはずなのですが、今回、初めて疑問に思う仔が居りました
前回ご紹介いたしました「2013年　第二十二弾の雛 デビュー」の中の１羽です。

品種：SF SLGグリーン／イノ＋ブルー or SF SLGグリーン／イノ 　　　　
性別：♂（遺伝的判断)
生年月日：２０１３年５月３０日
SPCS No.：１３Ａ２３５
リングNo.：SPCS 0229S


そうなんです。
どう見ても、ノーマルのグリーンに見えます。


羽の肩の部分の黒色も全く退色が無い様に見えます。
風切羽にSLGの特徴である掠れが無いのです.....。


こんなに拡大して見ても、全く掠れが無い様に見えます。

本当は、下の仔の様に羽の肩の部分の黒色が退色して、風切羽に掠れが無いといけないのに....。


今まで、遺伝のエラーが発生したこともありませんし、サザナミインコでその様な話は聞いた事がありません。
でも、この仔を見る限りノーマルのグリーンに間違いない様にも思えます。

現状では、この仔がノーマル グリーンかSF SLGグリーンかを調べる方法がありませんので、ノーマルの♀とペアリングして、生まれてくる仔の品種を見るしかなさそうです。
幸いスプリット イノなので、親鳥候補として、今居りますモーヴの♀の仔とでも、ペアリングしようかと思います。

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