さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

少し良い出来事

2014-07-07 14:00:21 | サザナミインコ
湘南地方は例年通り、七夕の時期は雨が降っております。
湿度が高くじめじめして、人にとっては不快な時期が続きます。
前回掲載の「悲しい出来事」をご覧頂きまして、多くのお客様より励ましのメールを頂戴致しまして、誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
悲しい出来事で落ち込むことも多々ございますが、なんとか前向きにがんばっております。

さて、昨日、亡くなった華子の忘れ形見の卵が孵化致しました。
1週間後くらいを予想しておりましたので、少し早く生まれました。

今回生まれた仔の卵の殻ですが、とても綺麗に嘴打ちをして、ご覧の様に綺麗なハッチを開けて出て参りました。


孵化した直後は、産毛は無く、丸裸でしたが、10時間くらい経過したので、綿毛が生えてきました。
初めの挿し餌は、孵化後15時間くらいで与えました。
インコの場合は、孵化後、卵の黄身の部分に栄養や免疫成分が格納されていますので、孵化後にそれを吸収しますので、直ぐに挿し餌は与えません。
文献では、3日程度は餌を食べなくても と書いてありますが、当方では12時間以上経過したら、初回の餌を与える様にしています。
以降は、2時間30分おきに挿し餌を与えます。
この仔はご覧の通り、目の色がダークプラム(ぶどう目)ですので、SLGとなります。

この仔はとても元気で、初めての餌やりの時に良く鳴いておりました。
餌以外の時間は、孵卵器で温度・湿度をコントロールしています。

殆ど寝ておりますが、たまにもぞもぞと動いて向きを変えたりしています。

残りの卵も無事に孵化すると良いのですが・・・・・・。
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悲しい出来事

2014-07-03 16:56:58 | サザナミインコ
まだまだ梅雨は続きそうですが、湘南地方ではあまり梅雨らしくありませんが、七夕の時期は毎年雨模様になるので、今年も例外では無い様です。

さて、昨日、とても悲しい出来事がございました。
サザナミインコのブリードをして居りますと、どうしても生死がありますので、悲しい思いをすることも多いのですが、今回は特に大きなショックを受けております。
昨日、抱卵中のサザナミインコの華子(SF SLGコバルト♀)が急に具合が悪くなって、抱卵を止めて止まり木で羽を膨らませて居ましたので、直ぐに保温ケースに入れて、薬を与えて居りました。
繁殖は当然、直ぐに中止して、巣箱を撤去致しました。

サザナミインコの繁殖では、しばしば、♀親が体調を崩す場合があり、その時は直ぐに繁殖の中止を決断して、具合の悪い仔は直ちに保温ケースに入れて、薬を与えて安静にするのが鉄則です。
通常は、この処置で早ければ2~3日、遅くても1週間以内には回復しておりました。
ところが、今回の華子の場合は、数時間で☆になってしまいました。
華子は丁度、1歳を迎えたばかりで、最近では羽の色も大変綺麗になって、とても元気でした。
最近では、写真を撮って居ませんでしたので、在りし日の華子は子供の頃の写真となります。


約1ヶ月程前に、繁殖モードに入ったので、急遽、巣掛けをして様子を見ておりましたが、その後、順調に産卵して抱卵を続けて居りましたので、急にこんなことになるとは想像もして居りませんでした。
ペアの♂鳥(葉二世)も唖然として、初めは抱卵を交代して居りましたが、華子のことが心配の様で、直ぐに抱卵を止めてしまいました。
ペアの葉二世です。(こちらも子供の時の写真です。)


華子が逝ってしまったことも解って居ない様で、特に呼び鳴きもして居りません。
今、残されたのは華子の卵だけです。

今朝の検卵では、1個が無精卵で、残りの4個は順調に成長している様です。
検卵結果からは、2週間目が2個と1週間から10日くらいが2個という感じです。
順調に成長すれば、あと1週間から2週間で孵化すると思います。
残念ながら、この卵の母親はもういないのですが、せめて残した子供だけでも育って貰いたいと思っております。
合掌

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