こんにちは
毎回、お彼岸やお盆の時にはお寺さんからお知らせがきていつも親が呼ばれているのですが、
先月は地震の影響で春のお彼岸にお墓参りにいけなかったので、先日お墓参りに
行って来ました。
ちょうど桜と共に桃の花が満開で、夏行くと緑の多い道沿いには、濃いピンクの花をつけた
桃の木できれいに彩られていました。
その途中に、いつも気になっていたイトザクラの文字…
桜なので、ちょうど見頃かな~と思い、実家の親戚の人に聞いたところちょうど見頃との事。
ならば見に行かねば~と見に行って来ました。
所は慈雲寺というお寺様…
小さいお寺さんでした。
山梨県甲州市塩山中萩原にある慈雲寺は、暦応年間(1338~42年)に夢窓国師
によって開創されたと伝えられています。この方、以前ブログで取り上げた“恵林寺”を
開山した方でもあります。
1691年堂宇が再建されていますが、その時植樹されたと考えられているイトザクラが
境内一帯に広がり、開花の季節には見事な風景を見せています。
女流小説家・樋口一葉の両親はここ中萩原の出身で、父は慈雲寺の寺小屋で
学んだと言われています。両親が東京へ出てから一葉は生まれたが一葉はこの地
を踏むこともなく25歳で亡くなっています。しかし、作品<ゆく雲>の中で郷里への
思慕を書き記しています。
それなので、お寺には<文学碑><樋口一葉像><記念碑>が建てられています。
お寺の短い参道脇には、菜の花が桜と共にきれいに咲いていました。
この日は、きれいに晴れて暑くなったので、行楽日和でした。
山門をくぐったところから大きな枝垂れ桜の木が目に入ってきます。
近くにより見上げると本当に立派に見事に咲いています。
空が青いので、色がとてもきれいに映えていました。
本堂がバックに写っていますが、本堂の屋根の高と比べていかに大きなものか
見ていただけると思います。
この日の前日、地方紙にこの桜の記事が掲載されたため、2,3日前までガラガラだった
駐車場が混雑していて、行楽日和とあいまって、多くの方が狭い境内に桜を観賞しに来ていました。
また、この桜を鑑賞するツアーでもあるらしく帰る時に、おば様軍団が進軍中でした。
その来た先には、近くで収穫される農産物の集荷場らしき建物の
広いところに観光バスが停まっていました。
その停まっている所の傍らや参道脇には、地元の方が特産品
(採れたて野菜やら桃のジュースなど)を販売していました
いや~なんでも商売にしてしまうのね~と商魂たくましさに驚かされました。
以上コバがお送りしました。
RC町田