美術館の受付にいると、いろんなお客様との出会いがあります。
お話しを聞いて、感動することもしばしばです。
一昨日、閉館間際に来られた90歳の男性。
黒部峡谷がお好きで、毎年長野から日帰りで来られるとか。
今回はトロッコ電車で終点の欅平まで行かれ、そこから足を伸ばして
パノラマ展望台まで行ってこられたそうです。
【パノラマ展望台に行くには予約が必要です】
美術館で絵画を鑑賞された後、カフェでコーヒーブレイク。
いつものコースのようです。
黒部宇奈月温泉駅発 18時45分の新幹線でお帰り予定です。
いいな~、そんな人生の過ごし方。
そのためには、足腰を鍛え、そして感受性も
磨いておかなければいけませんね。
優しげな笑顔が素敵なおじいちゃんでした。
来年も又いらしてください。
今朝、関西から来られたグループのお一人。
やはり黒部峡谷に魅せれれて、ツアーを見付けては
毎年来ていらっしゃるそうです。
黒部峡谷の景色の素晴らしさを熱く語ってくださいました。
そして・・・・・・
「いいのはね~、景色だけじゃないんだよ。さっき見た通学途中の小学生、
横断歩道で車が通り過ぎるのを待っていた。そしたらその車が止まって
小学生の横断をうながした。
小学生が渡りながら車に向かってお礼していくんだよ。
さすが黒部の子供は礼儀がいいね~」
なんてお褒めの言葉をいただきました。
自分の子供が褒められたようで、とても嬉しかったです。
子供達が褒められているんだもん、
大人も付け焼刃の「おもてなし」にならないよう
頑張ります。