ジャーンみなさま、やっとでございます…やっとのことで梅干、完成いたしました
【梅干先生】がいて、合否の判定をしてくれるわけじゃないから、これでちゃんと出来たといえるのかどうかわからないけど、
ともかく、形は梅干になりました。
こうやって自分で作ってみると、出てくるのは今まで手作りして、分けてくれた人への【感謝】ですね~。(私の場合は祖母)
振り返れば、梅干作りの行程…。
まず、青梅が黄色く熟すまで待って、1個ずつ竹串でへたを取り、塩漬けにする…。
…梅が熟すと、あんなに甘くていい香り(まるでスモモみたい)がするって知らなかったし、
甕の中で水が上がってからも、赤シソを加えるまではずっと、フルーティーな香りが漂っていてすごく幸せを感じました。
その後何日かして、洗って水気を切った赤シソを、ビニール袋に入れて何度も手でもみ、出てきた黒い灰汁を捨て、
最後に、ボールに取り分けた白梅酢(塩漬けで上がってきた液体)の中に、その揉んだ赤シソを加えた時、
目の覚めるような美しい赤紫に発色してくれた感動。
それから、赤紫に染まった梅酢と揉んだ赤シソを、甕に戻し入れて土用を待つ間、今度は、赤シソのいい香りで、やっぱり幸せ。
ところが、そこまで順調だったのに、その後長引く梅雨に翻弄され、土用になっても天日に干せず、初めてのことなので随分気をもむ事態にも見舞われ…。
そしてついに、先日ブログでもお伝えしたように、8月になってやっと梅を干すことができ、念願の完成に至ったわけです。
今回私がトライしたのは2キロだったので、大体この写真に写っているビン、2個分。なので、あまり、多いとはいえませんね。
量としては、梅干用に売られている盆ザル1つで全部干せるくらいでした。
なので、出来としてはちょっと十分とはいえず、来年は倍の4キロ漬けようと、今から心に決めている次第です。
(あの母にも分けてやらねばならずですし…)
昔ながらの製法で作られた梅干は、古くなればなるほど薬効が高いので、作りすぎて余分ということはなく、
昔の人は、梅干が出来上がると、これでまた、家族元気に暮らせますと手を合わせて感謝し、保存したそうです。
梅干は血液サラサラ効果が高く、風邪や腹痛の時には、食すとよく効き、
頭痛や咳のひどい時に、患部に外から貼り付けると、症状を和らげてくれたりもします。
(ただし塩分にかぶれ易い人は注意)
その中でも特に、梅干を煮詰めて作った【梅肉エキス】は薬効が高い。
私もうちの息子も、これを数回服用するだけで、下痢も熱もすぐに快方に向かいます。
我が家では、ビワ焼酎(ビワの葉を焼酎につけたもの。外傷全般によい。)と共に、【ビワさま】、【梅肉エキスさまさま】で、大変助けられています。
ただどうも、普段から玄米菜食など、自然の体にいいものを食べている人の方が、薬効が現れやすい傾向があるみたいで、
万人に素晴らしい効果があるかというと、人それぞれとしか言えませんが、少なくとも体によいことだけは確かだと思います。
そうは言えども市販のものは、化学薬品で日光にも当てずに作ったものが殆どらしく、そういうものでは逆に体に悪いこともあるとか…。
梅干作りの一つ一つの行程を、手間隙かけて、愛情かけて作るからこその効用もあるかもしれず…。
そう思うと、生前、毎年毎年、家族や親戚のために梅干を作り続け、配ってくれた祖母のことをイヤでも思い出し、
こうやって梅干、作ってくれていたんだなぁと実感することで、ますます感謝の念でいっぱいになり…。
先祖代々、女は、母は、家の中でこうして家族のために梅干だけでなく、
味噌やら漬物やら、ただもくもくと手作りをして、
蔭ながらどれだけ多くの者の健康を守り、救いや支えになってきたのかと考えると、
そんなことに気づくこともなく、私たちは、なんとそれを当たり前に生きていることか…。
こんなところからも、生かされているという事実の一端を垣間見せられたような気がしました。
昨今は、女性も働く時代で、専業主婦は肩身が狭い風潮すらあるような気がしますが、
家にいるから遊んでいるということにはならない。
家の中には家のなかの大事な仕事があり、それは外に出ているかいないかの問題でなく、やるかやらないかの問題なのだと思います。
当然家にいる方が時間があるから、いろいろ出来て当たり前という人もいるかもしれないけど、
家事はやりだしたらこれでいいという、終わりの決められるものではなく、
例えば家庭菜園から何から、なんでも手作りしている人にとっては、朝から晩まで物凄く忙しいはず。
そしてもちろん、外で働いていても、時間を上手に使って必要なことをこなしている人もある。
大事なのは、女性が、外に働きに出ているかいないかではなく、
家族とって、自宅が安全で安らぎの感じられる場所であるかどうか、
特に子供とって、親や周りからの愛情を、十分に感じられる場所であるのかどうか、
ということでなのではないでしょうか?!
夫婦にしろ、親子にしろ、そこに愛情がなければただの同居人。
家庭の温かさは、人間にとって生きる活力の元ともいえるかもしれません。
それは、家族みんなの思いやりや協力があってこそのもので、
そこで女性が、母として妻として果たす役割は、大きいように思います。
そうやって考えた時、愛情が形になったものの一つとしての【手作り】というものの大切さを、私はしみじみと思うのです。
そして、主婦として母として、まだまだの私ですが、
この体験でまた一つ大切なことを実感させてもらった気がし、
月刊誌、『あなたと健康』によく出てくる、
「なんでも、やってみなきゃわからんよ。」
という常岡先生のお言葉が身にしみたのでございました。
それにしても、この梅干、なんだか食べてみるのが恐くて、まだ試食してないんだけど、大丈夫かしらん…。
食べた途端、ひゃあ~ショッパイなんてことにならないでしょうね…。
どうも、【塩】が多すぎた気がしてるんだよなぁ…カビるのが恐くて…。
【梅干先生】がいて、合否の判定をしてくれるわけじゃないから、これでちゃんと出来たといえるのかどうかわからないけど、
ともかく、形は梅干になりました。
こうやって自分で作ってみると、出てくるのは今まで手作りして、分けてくれた人への【感謝】ですね~。(私の場合は祖母)
振り返れば、梅干作りの行程…。
まず、青梅が黄色く熟すまで待って、1個ずつ竹串でへたを取り、塩漬けにする…。
…梅が熟すと、あんなに甘くていい香り(まるでスモモみたい)がするって知らなかったし、
甕の中で水が上がってからも、赤シソを加えるまではずっと、フルーティーな香りが漂っていてすごく幸せを感じました。
その後何日かして、洗って水気を切った赤シソを、ビニール袋に入れて何度も手でもみ、出てきた黒い灰汁を捨て、
最後に、ボールに取り分けた白梅酢(塩漬けで上がってきた液体)の中に、その揉んだ赤シソを加えた時、
目の覚めるような美しい赤紫に発色してくれた感動。
それから、赤紫に染まった梅酢と揉んだ赤シソを、甕に戻し入れて土用を待つ間、今度は、赤シソのいい香りで、やっぱり幸せ。
ところが、そこまで順調だったのに、その後長引く梅雨に翻弄され、土用になっても天日に干せず、初めてのことなので随分気をもむ事態にも見舞われ…。
そしてついに、先日ブログでもお伝えしたように、8月になってやっと梅を干すことができ、念願の完成に至ったわけです。
今回私がトライしたのは2キロだったので、大体この写真に写っているビン、2個分。なので、あまり、多いとはいえませんね。
量としては、梅干用に売られている盆ザル1つで全部干せるくらいでした。
なので、出来としてはちょっと十分とはいえず、来年は倍の4キロ漬けようと、今から心に決めている次第です。
(あの母にも分けてやらねばならずですし…)
昔ながらの製法で作られた梅干は、古くなればなるほど薬効が高いので、作りすぎて余分ということはなく、
昔の人は、梅干が出来上がると、これでまた、家族元気に暮らせますと手を合わせて感謝し、保存したそうです。
梅干は血液サラサラ効果が高く、風邪や腹痛の時には、食すとよく効き、
頭痛や咳のひどい時に、患部に外から貼り付けると、症状を和らげてくれたりもします。
(ただし塩分にかぶれ易い人は注意)
その中でも特に、梅干を煮詰めて作った【梅肉エキス】は薬効が高い。
私もうちの息子も、これを数回服用するだけで、下痢も熱もすぐに快方に向かいます。
我が家では、ビワ焼酎(ビワの葉を焼酎につけたもの。外傷全般によい。)と共に、【ビワさま】、【梅肉エキスさまさま】で、大変助けられています。
ただどうも、普段から玄米菜食など、自然の体にいいものを食べている人の方が、薬効が現れやすい傾向があるみたいで、
万人に素晴らしい効果があるかというと、人それぞれとしか言えませんが、少なくとも体によいことだけは確かだと思います。
そうは言えども市販のものは、化学薬品で日光にも当てずに作ったものが殆どらしく、そういうものでは逆に体に悪いこともあるとか…。
梅干作りの一つ一つの行程を、手間隙かけて、愛情かけて作るからこその効用もあるかもしれず…。
そう思うと、生前、毎年毎年、家族や親戚のために梅干を作り続け、配ってくれた祖母のことをイヤでも思い出し、
こうやって梅干、作ってくれていたんだなぁと実感することで、ますます感謝の念でいっぱいになり…。
先祖代々、女は、母は、家の中でこうして家族のために梅干だけでなく、
味噌やら漬物やら、ただもくもくと手作りをして、
蔭ながらどれだけ多くの者の健康を守り、救いや支えになってきたのかと考えると、
そんなことに気づくこともなく、私たちは、なんとそれを当たり前に生きていることか…。
こんなところからも、生かされているという事実の一端を垣間見せられたような気がしました。
昨今は、女性も働く時代で、専業主婦は肩身が狭い風潮すらあるような気がしますが、
家にいるから遊んでいるということにはならない。
家の中には家のなかの大事な仕事があり、それは外に出ているかいないかの問題でなく、やるかやらないかの問題なのだと思います。
当然家にいる方が時間があるから、いろいろ出来て当たり前という人もいるかもしれないけど、
家事はやりだしたらこれでいいという、終わりの決められるものではなく、
例えば家庭菜園から何から、なんでも手作りしている人にとっては、朝から晩まで物凄く忙しいはず。
そしてもちろん、外で働いていても、時間を上手に使って必要なことをこなしている人もある。
大事なのは、女性が、外に働きに出ているかいないかではなく、
家族とって、自宅が安全で安らぎの感じられる場所であるかどうか、
特に子供とって、親や周りからの愛情を、十分に感じられる場所であるのかどうか、
ということでなのではないでしょうか?!
夫婦にしろ、親子にしろ、そこに愛情がなければただの同居人。
家庭の温かさは、人間にとって生きる活力の元ともいえるかもしれません。
それは、家族みんなの思いやりや協力があってこそのもので、
そこで女性が、母として妻として果たす役割は、大きいように思います。
そうやって考えた時、愛情が形になったものの一つとしての【手作り】というものの大切さを、私はしみじみと思うのです。
そして、主婦として母として、まだまだの私ですが、
この体験でまた一つ大切なことを実感させてもらった気がし、
月刊誌、『あなたと健康』によく出てくる、
「なんでも、やってみなきゃわからんよ。」
という常岡先生のお言葉が身にしみたのでございました。
それにしても、この梅干、なんだか食べてみるのが恐くて、まだ試食してないんだけど、大丈夫かしらん…。
食べた途端、ひゃあ~ショッパイなんてことにならないでしょうね…。
どうも、【塩】が多すぎた気がしてるんだよなぁ…カビるのが恐くて…。