北海道にある小樽CCで行われている国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」最終日。石川遼がトップタイで迎えた最終ホールでバーディを決め、劇的な勝ち方で今季2勝目を挙げた!
小雨がぱらつく曇り空の下、午前10時に最終組としてスタートした石川は、2番でボギーを叩いて序盤からつまづいたが、ショットの好調さで持ち直し、8バーディ、3ボギーの67をマーク。最終ホールでブレンダン・ジョーンズを振り切り、トータル17アンダーで初日からの首位を守り通し、完全優勝を果たした。
最終組が前半終了した時点では、石川遼が首位に立ち、1打差でB.ジョーンズ、さらに1打差で片山晋呉が追うというツアー屈指の強豪による白熱した展開だったが、この実力者たち、そしてツアー最長・最難関と言われるコースを跪かせた。
石川遼はこれでツアー通算4勝目、そして自身初となるツアー年間2勝目を挙げた。2週間後に控える今年最後のメジャー、全米プロ選手権(8月13日-16日)に向けて弾みをつける勝利となった。