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今朝のウォーキングの途中、前から蝉が飛んできた。とまったところを見たらアブラゼミだった、オスメスはわからない
写真を見てみると複眼とその間の3つの単眼もかろうじて見える
翅はただの茶色だと思っていたけれども、なんとも美しい白い模様がある
こんなに、細やかに模様があるのは何のためなんだろう
こうして、クヌギの木などにとまっていると、保護色になっている
一方、以前、上野公園でハシブトガラスに食べられているところを目撃したこともある。細かいところは忘れてしまったけれども、たしか、足でおさえてくちばしで翅をむしって胴体だけを食べていた。今日も、公園に片翅だけが落ちていたのを見たので、結構鳥に食べられているようだ。
以前、上野動物園の夜の催しで、園内・不忍の池周辺の木でセミの羽化を見るという催しに参加したことがある
地面から出てくるところ・木に登るところはわからなかったけれど、背中が割れて、薄く白い体が出てくるところはとても神秘的だった
尾の先だけを殻にのこして反り返ってさかさまになり、あわや落ちるかと思うと、ぐぐ~っと起き上がってからにつかまり、翅が次第に伸びてくる・・・
こらえ性のない私は、途中で、他の個体を見に行ったりして、最後まで一匹の羽化をを見届けることができなかったけれど、あの後ろそりと腹筋での起き上がりはまるで体操選手の様だった
夜ということもあり、なにか神秘的な秘め事をのぞき見するようなドキドキ感があった