フラワーデザイン展の帰り、東京駅まで歩いてみた
京橋のビルの植栽
これは、キンシバイ
自宅のそば、お散歩の途中
こちらはビヨウヤナギ
よく似てる・・・
どちらもオトギリソウ科オトギリソウ属(ヒペリクム)
オトギリソウ属は世界に300種 日本に草本性の野生種が多数自生する
多数の雄しべが5束にまとまってつく
キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科
Hypericum patulum Thunb.
帰化植物・園芸植物 中国原産(山間の岩場)
18世紀中ごろに渡来
常緑低木
雄しべは花弁の1/2で、ビヨウヤナギより短い
花柱は5本
花冠はカップ状、梅に似ている 横向きに咲く
ビヨウヤナギ(未央柳) オトギリソウ科
Hypericum monogynum L.
栽培植物・園芸植物 中国原産
名前の由来:長安の未央宮に植えられていた、または、花が美しいので美容柳が転じたなど
別名びじょやなぎ
半常緑低木
多数の雄しべは倒卵形の花弁より長い
花柱は5本で長くほぼ頂端まで合生している
花は集散花序 上向きに咲く
雌しべ(花柱)の本数や雄しべが5束になっているなど、
本を調べて初めて知った
こんどまた、実物で確かめてみよう
追加①190613 浦和にて
ビヨウヤナギ
真上から見ると雄しべは5束 花弁より長い
花は集散花序
一束とって見た
花柱は長くて先端が5 に割れている
というか、これはほぼ先端まで合わさっているのか
②川口にて
後日、実を観賞するヒペリクム(種名不明)を見かけた
花は小さめ 190612
③同じく
190625 雄しべが印象的 ヒペリカムの品種名'サンバースト’?
④写真を取り損ねたけれど、先日アレンジに使ったのは実が緑色のヒペリカム
参考
①米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
②安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007.日本花名鑑④.アボック社:2
③監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.562