1)存在感のあるエレムルスをいかす花器はどれだろう・・・
すっくと立てて、緑をまとわせて、あらゆる角度からの視線を考えた四方見にしました
先生も、あちこちから見てくださいましたが
やっぱり正面はここね、足元の緑が重いからとりましょう
この花器の色はどうかな?と思って見ていたのよ
口元の緑がすくってくれたわね
・・・ということで、他の角度から見たのは下の写真
レースフラワーの水揚げが悪くて、いかしきれてないのがもったいなかった
2)他の方がいらっしゃるのを待って、もう一杯
横に張り出したいのなら・・・エレムルスを何とかしましょう
少し、時間をおいて、頭を冷やした方がいいんじゃない?
なにがやりたいのか、よくわからない花になってしまいました
・・・花器の色を黄色と対比させてみたのですが・・・
3)こんな花器もあるのよ 知らなかったでしょう? 見てないから
知りませんでした
口元に黒を持ってきたらどう?
ガラスに鉄で大丈夫でしょうか
ありがとうございました
・・・この花器、黄色い部分と透明な部分がある
次にいけた方が、ヒマワリの黄色に合わせてこのガラス花器を使って
ディアネラの葉を花器の上にも、ガラスの中にも曲線を上手に見せて
すてきな作品をいけておられた
ガラスをいかすところまでやれなかったな、わたし
花材:エレムルス,ツルソケイ,レースフラワー
花器:1)2)陶器,3)ガラス・鉄花留
テーマ)1)あらゆる角度からの視線を考える
2)3)花器の色を考える
4)今日の花材
エレムルス ユリ科
水揚げ:水切り
出回り:4~7月
数百もの花をつけた茎だけが出回る
黄色花はエレムルス・ステノフィルス 学名は砂漠の尾
花と茎の線を見せながら丈高くいけると、特徴が生きる
先端の向きで表情をつける
レースフラワー ドクゼリモドキ セリ科
水揚げ:水切り 水が下がりやすいのでやわらかな葉は取り除く
出回り:周年
よく見るホワイトレースフラワーと違った感じで、茎が柔らかく葉もたくさんついて来た
参考:監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版