ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

200420 まだまだビオラ ナガミヒナゲシ ビオラ オダマキ アマドコロ シャクナゲ ハナミズキ

2020年04月20日 | 植物・園芸など
4月も下旬に入りました
 
ナガミヒナゲシ
Papaver dubium L.
ケシ科 ケシ(パパヴェル)属
 
帰化植物、いわゆる雑草なのだけれども
花が見ごたえがあるので、草取りの手を逃れて育っている
蕾ははじめ首をうなだれて付き、
大きくなるにつれて茎を伸ばし、
上を向いて開花した後
小窓からたくさんの種を出す
その後、全体が枯れて、すっかり姿を消してしまう
そして、翌年しっかり芽生える
そんなことを繰り返して、すっかり定着した感がある

あと2週間もすれば5月の大型連休だけれど、まだまだビオラがきれいに咲いている
へたすると7月まで元気だったりする
種まきが始まるのは夏のうち、すばらしい生命力


オダマキの仲間
Aquilegia 属
キンポウゲ科 オダマキ(アクイレギア)属
花にキョ(距)があるのが特徴
「キョ」とは花の後ろに跳びた蜜を貯める部分
たとえば、スミレにもこのキョがある
オダマキの仲間は日本にミヤマオダマキとヤマオダマキの2種が自生する
勉強不足なので、地震はないのですが
この写真のオダマキは、セイヨウオダマキの園芸品種で
流通名をオリガミ・シリーズまたはウィンキー・シリーズというものの1つではないかと検討をつけ(想像)しました
道路の隙間に見つけたオダマキでした
参考
安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007.日本花名鑑.アボック社:25

みんなの趣味の園芸 西洋オダマキ はこちら→

 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-51

 


アマドコロ
Polygonatum odoratum (Mill.) Druce var. pluriflorum (Miq.) Ohwi
キジカクシ科(旧ユリ科) アマドコロ属


シャクナゲの仲間
アズマシャクナゲ(別名シャクナゲ)の学名は
Rhododendron degronianum Carrière
ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 
ツツジなんだ・・・


親子の像が見ている先には・・・


アメリカヤマボウシ(別名ハナミズキ)
Cornus florida L.
ミズキ科 ミズキ(コルヌス)属 フロリダ
花びらのように見えるのは総苞片 
中央が花の集まりで秋には赤い実が複数できる


四季の移ろいを紹介するコーナーができていました



 
左の白い花・・・「宿題」
右の青い花・・・ミヤコワスレ?
 
 
 


季節が変わったらまた来てみよう
 
街中の植物散策は、わからない種や品種ばかりで
それはそれで楽しいのですが
名札を見ながら植物園を歩いてみたくなりました 
 
 

参考:学名はどれもYList植物和名‐学名インデックスによる

   学名の読み方は安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社による