ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220212 伊奈氏ゆかりの地 郷土資料館・企画展

2022年02月12日 | お散歩・その他
花と緑の振興センターの帰り道
パン屋さんを探して歩いていたら、
あれ? ここだったんだ、「郷土資料館」の前を通りかかりました
 
あちこちの掲示板でポスターを見かけていたので興味はあったのですが・・・
栃木県警音楽隊定期演奏会のライブ配信を聞きながら歩いていたのですが・・・
期間中にまた、ここを目指してくることはないかもしれないし・・・
あいがも米をわけていただいている、知人の田んぼがある「つくばみらい市」とどんなつながりがあるのかも気になっていましたし・・・
 
やっぱり、ちょっと寄ってみることにしました
入館料100円 入場者は他に誰もいませんでした(帰るときに小学生の家族が一組だけ) 安心して観覧
 
2階の常設展では、鳩ケ谷・川口の歴史と地形・水系に関して実物とパネルで展示・紹介されていました
さわってみよう、たたいてみよう、くみたててみよう・・・と体験できる工夫(今はちょっとそぐわないけど)もあちこちに
 
よく新旧芝川と荒川を散策しているので、水系の歴史的変化に興味を持ちました
市の立体地図をみて、このあたりは海だったと知ってびっくり
そうだったか・・・意外 というより やはり・・・という感じ
街を散歩していると、電信柱のとんでもない高い所(3m)に、ここまで水が出ます と書いてあるし
赤羽~王子~上野の線路に沿った西側の高台がもとの海岸
 
そして、先日花と緑の振興センターから歩いて行った安行赤山の陣屋跡やイイナパーク、そこが伊奈氏の拠点だったとのこと
陣屋の堀のあとなどが今も一部見ることができる
 
 
3階の企画展は、この伊奈氏の2代目伊奈忠治を中心として父忠次・子忠克の治水事業などを紹介していました
荒川も動かし、利根川も動かし、江戸の町をまもった大仕事
家康が江戸城を開城した時代の代官
 

狭いながら短時間では(もちろん)全部は読んで理解できないほどの豊富な展示
 
入口でいただいた限定「歴史絵本」
思いがけずうれしい、あとで読んでみよう
 

220212 グリーンセンター 3/3 2022 洋ラン展 新宿御苑のラン

2022年02月12日 | 植物・園芸など
洋ラン展に新宿御苑のランが出張展示されていました
 
新宿御苑のイベント案内より引用: 
『今年のテーマ展示は「グリーンセンターと洋ラン」。グリーンセンター再整備に伴う現温室閉館前の最後の洋蘭展です。グリーンセンターでの洋ラン栽培の歴史や過去の洋蘭展を振り返ります。
また、川口愛蘭会や新宿御苑のランも展示します。』
 
初日、川口の愛蘭会の皆さんが詰めておられた一角には、新宿御苑のランが出展されていました
 

Dendrochilum wenzelli
デンドロキルム ウェンツェリー
フィリピン原産 デンドロキルムは熱帯アジア~ニューギニアに約100種ある着生ラン 名前はギリシア語のdendron(樹木)とcheilos(唇)から
には太いバルブのあるタイプと細い葉のタイプがある
花茎には花が2列に並ぶ
香りがあるものが多い
 


Bulbophyllum fletchenanum
ラン科 バルボフィラム(マメヅタラン)科
バルボフィラムは東南アジアを中心に世界の熱帯・亜熱帯に広く分布する。変化に富む1000種以上がある。ギリシア語のボルボス(bolbos球茎)とフィロン(phyllon茎)から。なるほどふっくらしたバルブが目立つ


Bulbophyllum ambrosia
バルボフィラム アンブロシア
 
 
 

Bulbophyllum medusae
バルボフィラム メデューサ
メデューサってギリシャ神話の髪の毛がヘビで、見るものは石になるというあの・・・ なんか、ランって面白いと思えてきました
 


Paphiopedilum Shinjyuku #165
今回の展示の解説文から: 
対象から昭和20年頃まで、シンジュクと呼ばれる多くの交配種が作られたが、多くは戦災などにより失われ、現在残っている品種はその一部だとのことです
このパフィオもその1つなんですねきっと
 


Brassavora glauca
ブラッサボラ ブラウカ
ラン科 ブラッサボラ属
この属はカトレアに近く、カトレア属やレリア属との属間雑種作成にも使われる
一般にはあまり流通しない
 


デンドロビウム スペクタビレ
Dendrobiumu spectabile
ラン科 デンドロビウム(セッコク)属
先程のBulb. アンブロシアもこれも香りがあるとこれを書いていて調べてわかった。嗅いで来るんだったな・・・といっても近づけないからだめか
 


Restrepia elegans
レストレピア エレガンス
近くで見れなかったんだけど、変わった形の花
 


Phragmipedium cardinale
フラグミペディウム カルディナレ
ラン科 フラフイペディウム属
パフィオペディラムににている。でも産地も性質も違う。
原産地は中米~南米北部の1年を通して雨の多い地域で水を好む
 


Trigonidium egertonianum
Trigononギリシア語で三角形
もう少し知りたくなってきた、ランの形の基本についてもわかりたいし

 
川口に無い属や品種をあえて展示してくれたのだろうか
面白かった
 
新宿御苑では11月末から12月初旬にかけてラン展を行われたようです