ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

190114 鈴木広志さん サクソフォーンコンサート

2019年01月14日 | 音楽・美術 他
N先生の先生がゲストで出演する
久喜ゆかりの音楽家
鈴木広志さんのコンサートにいってきました

すごい! を通り越して奇才!!だとおもいました
今年の大河ドラマ'いだてん’では'あまちゃんバンド’に引き続き
テナーサックスで参加されるとのこと 楽しみです


N先生の先生のマイウェイも感動ものでした

鈴木広志 サクソフォーン(ソプラノ・テナー・バリトン)・フルート・リコーダー・バスクラリネット他
田中庸介 ギター
松井宏幸 アルトサクソフォーン
小林武文 パーカッション


記念にN先生の先生の松井宏幸さんの
スピリタス カルテットのScenes CDを購入 
サインしてもらいました

鈴木さんの曲紹介とおしゃべりの中でサウジアラビアに文部省の仕事で派遣された時の逸話が印象的だった
現地の方々、1,000人規模でお客さんが集まり、のりのりで聴いてくださったそうだ
・・・で、その手拍子が、日本でよくある頭打ちや裏打ちではなく
1,000人がそろって、3拍子の裏打ちだったそうだ
驚いた鈴木さんは、その夜急きょ3拍子裏打ちの曲を作曲して田中さんや小林さんに見てもらい
翌日のコンサートで披露したところ、舞台と会場が一体となって3拍子裏打ちで盛り上がったそうだ
・・・で、今日、その曲を演奏してくれたのだけれど・・・
・・・3拍子裏打ちの手拍子が・・・打てない

石油の国の人々の体に染みついた3拍子の裏打ちリズム
日本人の私には・・・難しかった

ところで、後日
坂口博樹著「すぐわかる!4コマ楽典入門」ヤマハ を読んでいたら
p.22の「音符分割によって複雑化していったリズムの音楽」・・・という頁に、
「中世では音符は3分割が基本でした。・・・14世紀アルス・ノヴァという新しい技法で2分割リズムの使用が進み・・・音楽は複雑化し旋律はより繊細になっていきました」・・・とあるのをみつけました
これか!!っと思いましたが
その理由が、中世では、キリスト教の三位一体の教えにより、「3」が神聖で完全な数字と考えられていたからだといわれている
・・・というのですから、宗教が違うので、中世の音楽とサウジアラビアの音楽に共通点はないかな?・・・と

中世では音符の分割方法はメンスーラ記号で楽譜に示され、3分割は〇、2分割は半円のCと書いたとのことです

ネット動画で、検索してみたら、なるほど・・・
軍歌もポップスらしき曲も
ツツジャっ・ツツジャっ・ツツジャっ・ツツジャっ・・・ 

そして、鈴木広志さんの2011年5月のサウジアラビアの動画がありました!!
ミュージック&リズムス
たぶん、この時のエピソードですね
2分40秒くらいからサクソフォーンの演奏が出てきます

お祭り(ジャナドリヤ祭り)に参加した日本館(ジャパンパビリオン)に20万人、舞台に10万人が訪れたという日経の記事

スピリタスの紹介HPはこちら↓
http://www.concert.co.jp/artist/quartet_spiritus/

鈴木広志さん
https://twitter.com/SuzukiHiroshiHS
http://suzuki-hiroshi.com/activity/index.html


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