ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220212 グリーンセンター 3/3 2022 洋ラン展 新宿御苑のラン

2022年02月12日 | 植物・園芸など
洋ラン展に新宿御苑のランが出張展示されていました
 
新宿御苑のイベント案内より引用: 
『今年のテーマ展示は「グリーンセンターと洋ラン」。グリーンセンター再整備に伴う現温室閉館前の最後の洋蘭展です。グリーンセンターでの洋ラン栽培の歴史や過去の洋蘭展を振り返ります。
また、川口愛蘭会や新宿御苑のランも展示します。』
 
初日、川口の愛蘭会の皆さんが詰めておられた一角には、新宿御苑のランが出展されていました
 

Dendrochilum wenzelli
デンドロキルム ウェンツェリー
フィリピン原産 デンドロキルムは熱帯アジア~ニューギニアに約100種ある着生ラン 名前はギリシア語のdendron(樹木)とcheilos(唇)から
には太いバルブのあるタイプと細い葉のタイプがある
花茎には花が2列に並ぶ
香りがあるものが多い
 


Bulbophyllum fletchenanum
ラン科 バルボフィラム(マメヅタラン)科
バルボフィラムは東南アジアを中心に世界の熱帯・亜熱帯に広く分布する。変化に富む1000種以上がある。ギリシア語のボルボス(bolbos球茎)とフィロン(phyllon茎)から。なるほどふっくらしたバルブが目立つ


Bulbophyllum ambrosia
バルボフィラム アンブロシア
 
 
 

Bulbophyllum medusae
バルボフィラム メデューサ
メデューサってギリシャ神話の髪の毛がヘビで、見るものは石になるというあの・・・ なんか、ランって面白いと思えてきました
 


Paphiopedilum Shinjyuku #165
今回の展示の解説文から: 
対象から昭和20年頃まで、シンジュクと呼ばれる多くの交配種が作られたが、多くは戦災などにより失われ、現在残っている品種はその一部だとのことです
このパフィオもその1つなんですねきっと
 


Brassavora glauca
ブラッサボラ ブラウカ
ラン科 ブラッサボラ属
この属はカトレアに近く、カトレア属やレリア属との属間雑種作成にも使われる
一般にはあまり流通しない
 


デンドロビウム スペクタビレ
Dendrobiumu spectabile
ラン科 デンドロビウム(セッコク)属
先程のBulb. アンブロシアもこれも香りがあるとこれを書いていて調べてわかった。嗅いで来るんだったな・・・といっても近づけないからだめか
 


Restrepia elegans
レストレピア エレガンス
近くで見れなかったんだけど、変わった形の花
 


Phragmipedium cardinale
フラグミペディウム カルディナレ
ラン科 フラフイペディウム属
パフィオペディラムににている。でも産地も性質も違う。
原産地は中米~南米北部の1年を通して雨の多い地域で水を好む
 


Trigonidium egertonianum
Trigononギリシア語で三角形
もう少し知りたくなってきた、ランの形の基本についてもわかりたいし

 
川口に無い属や品種をあえて展示してくれたのだろうか
面白かった
 
新宿御苑では11月末から12月初旬にかけてラン展を行われたようです

220208 花と緑の振興センター 4/4 梅林公開はじまる

2022年02月08日 | 植物・園芸など
早く見に行きたいな と待ち焦がれていました
問い合わせたら、ことしは開花が遅いということでしたやっと開園、さっそくいってみました・・・まだ早かった
 

紅冬至 コウトウジ 野梅性
極早咲 淡紅色の一重中輪 花弁は丸く花付きが良い 強健
 


寒衣 
 
 

ほんの数輪咲き始めました
夫婦枝垂 メオトシダレ 
ウメは雌しべ1本が普通だけど、このウメは2本
実が2個なるので夫婦という
 
 
・・・・・・・・・・・
現代いけばな花材辞典p.91 と日本花名鑑④p.356からウメについての記述を引用します。偕楽園の梅図鑑も参照しました
 
ウメ 梅
Prunus mume Siebold et Zucc.
バラ科 アンズ属
中国原産で、日本の野生種は無い。
万葉集に登場するので奈良時代にはすでに渡来していたと思われる
Prinus mume は古い名前ムメによる。シーボルトが命名
遣隋使が梅の花を観賞する宴の風習を持ち帰り貴族の間で流行った
万葉集に400種登場するのは白梅
平安時代の9世紀後半に紅梅登場。菅原道真は館を「紅梅殿」と呼んだ。なので、東風吹かば・・・のウメは紅梅とされる
 
前年枝の葉腋に6~7月に花芽ができる。花柄なく1~3個付く
 
元禄~文化文政の園芸熱で50~100品種が園芸書に見られる
明治の「梅譜」には343品種、のちにこの写真の看板にある4つに分ける分類が生まれた。「性」は「しょう」と読む。「ほ」は圃場の圃?

(1)野梅性(または野梅系) 野生のものに性質が近い
 野梅性 細い枝が密生、短枝が刺状、
 難波性 
 紅筆性 蕾と花弁の先が赤みを帯びる
 青軸性 若枝は日光を浴びても赤みを帯びない。若枝も萼も緑色
(2)紅梅性 主に紅花で枝の髄が赤い
(3)豊後性 主に果実を利用する実梅
(4)杏性
 
別の分類では、野梅系・豊後系(豊後性+杏性)・緋梅系(紅梅性と同じ)の3系に分けることもある
きっと、ウうめガイドツアーが行われるはずなので、参加して勉強してみよう
あと、都市農業公園、グリーンセンター、大宮第2公園でウメが見られるそうなのでそこにも行ってみよう
都立庭園の小石川後楽園は、今年は見送りだな
 

園内136品種植わってる
 
今日咲いていたそのほかのウメは
寒紅 カンコウ ①濃桃色・八重・1.7cm ②1月上旬~3月中旬
初雁 ①白・径2cm ② 年によって1月下旬~3月下旬
都鳥 ①淡桃色・八重・径2.7cm ②年によって1月下旬~3月中旬
野梅 ヤバイ
 

220203・05 マンホール蓋 大宮・鳩ケ谷

2022年02月03日 | お散歩・その他
梅を見に大宮第二公園、グリーンセンターへ行きました
歩くとき、マンホール蓋の絵を見るのが楽しみ
 

さいたま市は浦和レッズや大宮アルディージャの街
サッカーボールを描いたマンホール蓋には、黄色や青などカラーのがあります
 


こちらは、大宮区の盆栽町ゆかりの盆栽の絵柄
 


今は川口市になっている、旧鳩ケ谷市の市の鳥だったキジバトと、市の木モクセイ
 
キジバト: ハト科の野鳥で、別名ヤマバト。仲の良さと野生味を備えたキジバトは、自然と生活の調和を、温かいまちづくりを願う家庭都市には、最適な鳥です
モクセイ: モクセイ科の常緑樹。初秋に香りの良い小さな花をつけます。潤いのある家庭都市を願う鳩ヶ谷市には、その緑と芳香が最適であることから、選定しました。
 
 
など
 

220203 節分 大宮公園散策 氷川神社

2022年02月03日 | お散歩・その他
今日は大宮へウメを見に行ってきました
 
また、今日は節分
氷川神社で福豆をいただいてきました
昔、いけばなの先生に折っていただいた鬼の面と
 
 
大宮第二公園の梅林は一度は行くべき・・・と聞いていて、思い立って訪ねてみました
地図を見ると、大宮公園、広い
まずは駅から郵便局をはしごしながら氷川神社へ
 

参道がさいたま新都心近くまで続いている
途中から参道を歩いて、関東一ノ宮氷川神社へ
入口にお煎餅屋さんがいまもありました


竹林が美しい氷川の杜文化館

タケの手入れをしている方に伺うとモウソウチクでした
梢がすこし垂れている

稈に環が一つ、環の下が白色の蝋
 
 
関東一ノ宮氷川神社、歴史は2,000年以上
日本武尊も祈願したといわれる、なんというか、日本の歴史をずっと見てきた神社
稲荷神社にお参りして池を巡って楼門から拝殿へ

神札授与所で福豆を購入、コロナまん延防止措置で豆まきは無く、
かえってすいていてよかったです
舞殿で記念写真
東門をでて、大宮公園へ

満開の紅梅があり、期待が膨らみます

植えたばかりのようなハンカチノキ

低い位置で冬芽が観察できました
 
大宮公園内の小動物園へシラコバトを見に寄り道して
 
第二公園に向かいます
 
途中、散歩中のご夫婦に道を尋ねたら、奥様が地元に70年という方でした
歩いている道は氷川神社の湧水のながれる川の暗渠であること
途中渡った川は水は見沼へながれている見沼代用水(西縁)であること
昔は男子が泳いでいたこと
公園東縁の芝川が川口へつながっていること
この一帯は水の多い沼のような土地で、昔を思うと本当にとてもとても変わったことなどを教えてくださり
第二の梅林まで、別れても川の向こうから手を振って方向をおしえてくれたりして
連れて行ってくださいました
ありがとうございました
 
 
梅林をみたあと、第三公園へ

公園内で「飛出し坊や」発見
 
第三公園内のみぬまの沼

野鳥観察舎があります
 
帰りは、参道へ戻って、さいたま新都心駅へ
駅近くの街路樹はすっぽりと網でおおわれて
これはムクドリ除けかしら
 
 
 
さすが大宮、神社までに5か所も郵便局を訪ねられました
どこも丁寧に局印を押してくださり、丁寧に近くの局を案内してくださいました
最後に行った大宮浅間郵便局では思いがけず鳥居マーク付き、うれしかった
 
たくさん歩きました
お疲れ様でした