おはようござい!
築地場外市場で鮭専門店を営む、通称“しゃけこ”と申します。鮭日記ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「vol.93世界の鮭料理ドイツ編:香り良い燻製鮭のじゃがいもコロッケ」についてです。
最近、鮭の燻製を作っている。
きっかけは開高健の「最後の晩餐」で、パラパラとめくっていたその一冊の中程に、開高さんが、スウェーデンの南部モラム河畔で釣りを楽しんでいた折、<森かげの小さなスモールガスボール料理店へいったことが…>という一文に呑み込まれた。
そもそも、イギリスには魚燻製の食文化があり、彼らがスモークしたサケは見事なのだそうだ。
ちなみに、スモールガスボールとは?
調べたら、スウエーデン語のスモーガスボード(smrgsbord)のこと。
食卓で自由に取り分けて食べる料理の意。バイキング形式の原型だそう。
岩手県にも、素晴らしい燻製を作る人がいて、もう少し経つと完成品を売りに岩手県プラザに現れるような気がする。
燻製作りには、各々こだわりがありそうだが、簡単に家庭で楽しむこともできる。
そして燻製は、なかなか楽しい。
フライパンに燻製用の木のチップを敷き、スティックシュガーを1本、加えて混ぜる。
鮭は塩鮭なら好みのスパイスやハーブを馴染ませて、小一時間寝かせる。
私はカモマイルのティーバックを開いて、中身を鮭にまぶしてみた。
フライパンのチップの上に、餅焼き網を載せ、鮭を置く。
まず、強火でチップを焼き、煙が上がってきたらアルミ箔をぴっちりかぶせて煙を閉じ込める。
弱火〜中火で火を入れる。約5分前後。
鮭に火が通る時間位。
その後火を止めて、アルミホイルを開けないで、1時間位置いておく。
これで、鮭はさらに美味しくなる。
前段がとても長くなったが、この燻製をあらほぐしにして、ポテトコロッケを作った。
燻製文化のイギリス、開高健さんの思い出のノルウエー、ドイツ人が好むというハーブカモマイル、ドイツの国民食じゃがいも…
ヨーロッパを巡る鮭料理の旅in在宅。
ちなみに燻製のサバもすごく美味しい。チーズやゆで卵も。
今週は、タラコもスモークしてみようと思っている。
長い春休みに、ご家庭でも。
ただし、換気をしないと、室内火災報知器が鳴るかもしれません。
昨今、外出が躊躇われる日が続いております。
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ぜひ、お家から商品を選んでご注文ください。
もし、ご希望があれば、築地場外市場の他店の商品も、可能な範囲で同梱発送いたしますので、遠慮なくご相談ください。
店頭では、朝7時〜午後2時頃まで、電話でのご注文を承っております。
03-3542-1416
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