先日・・・・本ブログの今後の方向性について書いてみました。
まあ・・・私のような サラリーマン生活では 日々書き続けるためのネタが無くなった・・・ということも理由の一つなのでありますが 今日は少しだけ真面目な話を書いてみます。
日中は「技術系会社員」という肩書?で慎ましく生活を送っている私ですが 以前から常々感じている事がありました・・・・それは「プロセス」が軽視されている、という事。
現代社会においては 「結果がすべて!」という考え方が 大きな勢力となっているような気がしてならないのです。
マスコミや経済界・・・・さらにはスポーツの世界まで「結果」のみが求められている・・・・。
それも何の「裏付け」や「根拠」の無いものばかり・・・・。
まさに資本主義全盛・・・・・といったところでしょうか。
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この辺のところはサラリーマンをやっていると良く解かります。 営業担当者であれば月々の売上目標とか 技術者の立場であれば 担当プロジェクトの進捗状況等、 一定の「区切り」を以って 監督者から「評価」されなければならないということ・・・・。
これは至極当然ということではありますが この「結果」のみを追及し続けた場合、最後に待ち受けているものは一体何なんだろう・・・? と考えるのです。
一方で 監督者側には 適切な「評価」を下せるだけの能力があるのか?という問題もあります。 「評価を下す」 ということは 即ち 結果が出るまでの経緯を十分把握していなければ出来ないはず・・・・・・この経緯とか手段・・・というのが ここで言う「プロセス」という事なのです。
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それでも監督者という立場に置かれた場合には どのように評価を下すのか・・・・さらには目標とした結果が得られない場合には どのような手段を使うのか、ということも ひとつのプロセスなのかもしれません。
幸いな事に今の自分には「人を使う・・・」 立場にはありません。
しかし その場面においては 監督者から結果を求められている事も事実。
結果に導くための手段・・・・
いわゆる「ノウハウ」というものが自分の唯一の武器となるのです。
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長い話になりましたが、ここまで書いてきて 改めて理解出来たことがあります。
それは・・・・
「結果」ばかり追求しているような組織体制の下では 自分自身、嫌気がさしているということ。 そして・・・もうこれ以上 ここで頑張っても無駄なんじゃなかろうか?・・・・・と。
一方で 職人の世界は「ノウハウ」・・・即ち技術の固まりといっても良いほどのものです。
そして「ノウハウ」を売る事で生計を立てていく・・・・・こういう仕事には憧れがあります。
何事もそうですが、まずは自分自身で「ノウハウ」を得るために 手先を動かし、実際に自らやってみる・・・・・この点は模型工作に通づるものがあります。
さらに仕事量を自分の尺度で評価した時に 世の中との間に「ズレ」が生じていないか?
今現在の 自分の監督者・・・・・この辺の感覚が大きくズレているのです・・・・。
何かやりきれない思いが残るのは ズバリこの事によるものと断言出来ます。
監督者にガッカリさせられます・・・・・
自分も早く腹を括ったほうが良いな・・・・
決断の時・・・・・来たる!