このブログでしばしば書かれている(・・・というより作者が勝手に書いている?)飯田線の旧型国電製作も いよいよ終焉を迎えようとしています。 最後の山とも言うべき 飯田線の主であった「流電一族」の加工に入りました。
流電一族とは・・・・一般の方々には殆ど馴染みの無いものかもしれませんが 日本の電車史上、欠かすことの出来ない存在であり、その波乱の生涯は 昭和の歴史とともに今でも我々鉄道ファンの心に刻み込まれています。
流電一族に興味をもたれた方は とりあえずウェキペディアに詳細な記述がありますので そちらのほうで検索してみたら良いでしょう・・・・※「クモハ52」とか「流電」で検索すれば必ずヒットします。
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当工場では この週末、いよいよ流電一族の加工に入りました。
とは言うものの・・・・
流電一族のうち、既に市販されているもの(マイクロエース製の1次車およびGM製2次車キット組立品)に関しては すでに保有しているのです。
しかしながら マイクロエースのものは 塗装も含め、実車の印象把握が???なものであり そのまま入線させるのは忍びない・・・・ということで 購入してからそのまま放置という状態となっておりました。
一方、GMキットを組み立てた2次車のほうは、これも本ブログで過去に書いたように 私が高校生時代に組み立てたもの・・・・基本工作は別として、例の如く窓廻りのクリーム色が黄色っぽく変色してきているようで、現在組立途中にある他車と比べると 違和感を生じてしまいます。
そんな事で これら2編成のレストアとディティールアップを中心に作業は進行しています。
加工内容はこんなところです・・・・
流電1次編成(クモハ52001+サハ48021+サハ48024+クモハ52002)
・全車分解後、IPAプールに浸して塗装を剥離。
・クモハ52の前頭部分のモールドをヤスリ掛けで除去する。
・車体を再塗装後、市販エッチングパーツを使って ディティール追加。
・動力ユニットも交換(何と鉄コレ用[TM-9]を使用・・・床下機器も適当に配置)。
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流電2次編成(クモハ52003+サハ75102+サハ85001+クモハ52004)
・窓ガラス セル板を全車撤去後、マスキングしてクリーム色のみ再塗装。
・クモハ前頭部のディテールアップ(エッチングパーツ併用)。
・こちらの動力ユニットも鉄コレ用[TM-9]に交換。
レストアメニューの概略はこんな所ですが、とりあえず1次車の車体塗装剥離と全面加工が進行中で、試行的に まずクモハ52001の前頭部にパーツを追加してみているところ・・・
結果、思っていた以上に良い感じになりそうなので このまま他車の加工も続けて行きます。
文面だけ読んでても 何が何だか判らないですよね・・・・。
まあそのうちに 本当に画像をアップしていかないと・・・・。