関東地方は今日も一日寒かった・・・・
明朝は都心でも積雪があるのでは・・・?などと云っていますから寒いのも当然なのでしょう。
心配なのは積雪のほう・・・・ 明日は雨用?に買った新しい靴を履いて出かける事にしようっと・・・!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて・・・
今日の話題は「Hゴム」のはなし・・・。
Hゴムと聞いて ピンとくる方はあまり居ないと思いますが ここで取り上げるのは鉄道車両や自動車等で使用されている部品の話・・・。
ガラス保持のため ガラス外周部に取り付けられているゴムの事で その断面が「H]形状となっていることから そう呼ばれているものです。
そのHゴムですが 鉄道車両の場合、近年は各種シーリング材が開発・実用化された事で 最近製造された車両には殆ど見る事がなくなりました。
一方で古くからの鉄道車両では 未だこのHゴムというのが現役で用いられています・・・。
このHゴム・・・ 鉄道趣味者にとっては ちょっと気になる部分だったりするのです。
特に古い車両の更新工事の際、Hゴムが取り付けられると 外観に響きますからね! 古くは電気機関車EF58のように Hゴム化された車両ともなると見向きもされない・・・・そんな時代があったぐらいですから・・・。 それでも自分のように模型をやっている身となるとHゴムってのは模型の上でも ちょっとしたキャッチになる部分なので 原型崇拝?の模型ファンでも 同じ機関車を複数所有していると ひとつぐらいはHゴム化改造してみるのもいいかな? なんて思ってしまう・・・ これは模型趣味者らしい考え方なのかな・・・?
Hゴムは その名前からして「ゴム」部品なので その色は古くから灰色・黒色の2系統が用いられてきましたが、実際 取り付けられる車両によって そのゴムの色によって 車両の印象を大きく変えてしまう力をもっているようです。 特に運転台部分の正面窓等は 人間の顔でいうところの 「目」の部分とでも言いましょうか このHゴムが いわゆる「アイシャドー」の役割果たしているような気がします。 もっとも これには当然ながら「慣れ」というのも影響するようです・・・ 実際、その好き嫌いは個人によって結構分かれてしまいますし・・・。
灰色Hゴムと黒色Hゴムとの比較・・・これは ほんの一例ですが113系電車の画像を2枚ぶら下げてみましょう・・・。
クハ車のグロベン&非冷房に目が行きがちですが こちらはオーソドックスな灰色Hゴム・・・・
一方、こちらは黒色Hゴムを装備した編成・・・。「EXPO90」のヘッドマークが懐かしい・・・(笑)
ま、湘南色の113系電車では 両方ともあまり気にならないかな・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらにHゴム色についての一例・・・・ たまたまアルバムを探していたら 丁度良い画像がありました。
改造工事を終えて間もない頃、吹田機関区の機関車撮影会にやって来たEF67 101号機・・・・
運転台付近のHゴムは黒色ですが 側面部のモニター窓は灰色のものが使われているという一例・・・。 山陽本線 瀬野-八本松(通称 セノハチ)間の貨物列車用補助機関車として EF65 134号機をベースに広島工場で改造して誕生した EF67 101号機。撮影当時は気にも留めていなかったけど 改めて察するに 運転台部分の改造時に 黒色Hゴムへ交換・・・、側面部分は EF65当時のものを そのまま利用していたのではないのでしょうか? ちなみに この後、更なる更新工事によって表情も大きく変化してしまいました。
このHゴム・・・ 古くは国鉄時代、各工場によって入手するゴム部品が異なっていたようで(今となっては詳しくは判りませんが・・・)Hゴムの色を見て 「あいつは○○工場から出場した・・・」とか判ったようです。 また工場部品の在庫具合により 黒色・白色と混じって使用されていたものもあったみたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
色々と書きましたが 近年鉄道車両で用いられるHゴムは その殆どが黒色のものになってしまいました。 理由はゴム自体の耐久性・耐候性等々の結果によるもののようです。 面白い事に 自分が30年ぐらい昔に読んだ鉄道誌の記事によると 当時では 白色(灰)、黒色のどちらを使っても変わらない・・・との記述がありましたが 前述のとおり 現代における風潮からHゴムにおける白黒はハッキリついたようです・・・(笑)。
※当時はEF58の終焉期を迎えており 正面窓のHゴム色の違い等が趣味的見地で論じられていました・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で・・・
話は再び模型のほうに戻りますが 現在製作中の EF64 1000・・・
現行仕様にするのであれば 無論黒色Hゴムとなるのでしょう。
実際 KATOから 黒色Hゴムへ変更する交換パーツも販売されている訳ですし・・・。
ところが いざ黒色Hゴムを装着してみると どうも表情がイマイチな感じで 自分的には好きじゃない。
好きじゃない理由は やはり「Hゴムが目立たないから・・・」というところ。
今回の模型工作のきっかけとなったシュプール号牽引時の写真を見てみると 当時は灰色Hゴムのまま・・・。
やっぱり目(窓)に表情がある感じがして 灰色のほうが好ましいみたい・・・。
結局 Hゴムは灰色仕様のまま進める事になりました・・・。これなら無加工でO.K.だし!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と・・・
「Hなゴム・・・」と検索してこの記事に来られた方には申し訳ない事をしました・・・。
Hなゴムの使い方なんて 当方良く判りませんので 再度ネット検索してみて下さいね~っ♪
明朝は都心でも積雪があるのでは・・・?などと云っていますから寒いのも当然なのでしょう。
心配なのは積雪のほう・・・・ 明日は雨用?に買った新しい靴を履いて出かける事にしようっと・・・!
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さて・・・
今日の話題は「Hゴム」のはなし・・・。
Hゴムと聞いて ピンとくる方はあまり居ないと思いますが ここで取り上げるのは鉄道車両や自動車等で使用されている部品の話・・・。
ガラス保持のため ガラス外周部に取り付けられているゴムの事で その断面が「H]形状となっていることから そう呼ばれているものです。
そのHゴムですが 鉄道車両の場合、近年は各種シーリング材が開発・実用化された事で 最近製造された車両には殆ど見る事がなくなりました。
一方で古くからの鉄道車両では 未だこのHゴムというのが現役で用いられています・・・。
このHゴム・・・ 鉄道趣味者にとっては ちょっと気になる部分だったりするのです。
特に古い車両の更新工事の際、Hゴムが取り付けられると 外観に響きますからね! 古くは電気機関車EF58のように Hゴム化された車両ともなると見向きもされない・・・・そんな時代があったぐらいですから・・・。 それでも自分のように模型をやっている身となるとHゴムってのは模型の上でも ちょっとしたキャッチになる部分なので 原型崇拝?の模型ファンでも 同じ機関車を複数所有していると ひとつぐらいはHゴム化改造してみるのもいいかな? なんて思ってしまう・・・ これは模型趣味者らしい考え方なのかな・・・?
Hゴムは その名前からして「ゴム」部品なので その色は古くから灰色・黒色の2系統が用いられてきましたが、実際 取り付けられる車両によって そのゴムの色によって 車両の印象を大きく変えてしまう力をもっているようです。 特に運転台部分の正面窓等は 人間の顔でいうところの 「目」の部分とでも言いましょうか このHゴムが いわゆる「アイシャドー」の役割果たしているような気がします。 もっとも これには当然ながら「慣れ」というのも影響するようです・・・ 実際、その好き嫌いは個人によって結構分かれてしまいますし・・・。
灰色Hゴムと黒色Hゴムとの比較・・・これは ほんの一例ですが113系電車の画像を2枚ぶら下げてみましょう・・・。
クハ車のグロベン&非冷房に目が行きがちですが こちらはオーソドックスな灰色Hゴム・・・・
一方、こちらは黒色Hゴムを装備した編成・・・。「EXPO90」のヘッドマークが懐かしい・・・(笑)
ま、湘南色の113系電車では 両方ともあまり気にならないかな・・・?
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さらにHゴム色についての一例・・・・ たまたまアルバムを探していたら 丁度良い画像がありました。
改造工事を終えて間もない頃、吹田機関区の機関車撮影会にやって来たEF67 101号機・・・・
運転台付近のHゴムは黒色ですが 側面部のモニター窓は灰色のものが使われているという一例・・・。 山陽本線 瀬野-八本松(通称 セノハチ)間の貨物列車用補助機関車として EF65 134号機をベースに広島工場で改造して誕生した EF67 101号機。撮影当時は気にも留めていなかったけど 改めて察するに 運転台部分の改造時に 黒色Hゴムへ交換・・・、側面部分は EF65当時のものを そのまま利用していたのではないのでしょうか? ちなみに この後、更なる更新工事によって表情も大きく変化してしまいました。
このHゴム・・・ 古くは国鉄時代、各工場によって入手するゴム部品が異なっていたようで(今となっては詳しくは判りませんが・・・)Hゴムの色を見て 「あいつは○○工場から出場した・・・」とか判ったようです。 また工場部品の在庫具合により 黒色・白色と混じって使用されていたものもあったみたいです。
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色々と書きましたが 近年鉄道車両で用いられるHゴムは その殆どが黒色のものになってしまいました。 理由はゴム自体の耐久性・耐候性等々の結果によるもののようです。 面白い事に 自分が30年ぐらい昔に読んだ鉄道誌の記事によると 当時では 白色(灰)、黒色のどちらを使っても変わらない・・・との記述がありましたが 前述のとおり 現代における風潮からHゴムにおける白黒はハッキリついたようです・・・(笑)。
※当時はEF58の終焉期を迎えており 正面窓のHゴム色の違い等が趣味的見地で論じられていました・・・。
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で・・・
話は再び模型のほうに戻りますが 現在製作中の EF64 1000・・・
現行仕様にするのであれば 無論黒色Hゴムとなるのでしょう。
実際 KATOから 黒色Hゴムへ変更する交換パーツも販売されている訳ですし・・・。
ところが いざ黒色Hゴムを装着してみると どうも表情がイマイチな感じで 自分的には好きじゃない。
好きじゃない理由は やはり「Hゴムが目立たないから・・・」というところ。
今回の模型工作のきっかけとなったシュプール号牽引時の写真を見てみると 当時は灰色Hゴムのまま・・・。
やっぱり目(窓)に表情がある感じがして 灰色のほうが好ましいみたい・・・。
結局 Hゴムは灰色仕様のまま進める事になりました・・・。これなら無加工でO.K.だし!
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と・・・
「Hなゴム・・・」と検索してこの記事に来られた方には申し訳ない事をしました・・・。
Hなゴムの使い方なんて 当方良く判りませんので 再度ネット検索してみて下さいね~っ♪