昨日道の駅那須与一の郷にいって講演を聴いてきました。
那須神社 国重要文化財指定記念
奥の細道の風景地図 名称指定記念事業
奥の細道では雲厳寺等が知られていますが那須神社は芭蕉訪れたことが検証できたが
他のところはこれから検証していくとの話でした。
那須神社(金丸八幡宮)本殿と楼門が平成26年1月27日に国重要文化財に指定されました。
寛永18年黒羽藩主大関高増が施主となり八幡宮を建立、
石灯籠と手水舟の石材は芦野石を用いてるそうです。
午後から那須神社祭礼で与一太鼓と永代々神楽(余瀬の白幡城築城のとき地鎮として舞われた)がありました。
『おくのほそ道』 黒羽
黒羽の館代浄法寺何某のかたにおとづる。
おもひがけぬあるじの喜び、日夜語り続けて、その弟桃翆(正しくは翆桃)などいふが、
朝夕務め訪ひ、自らの家にも伴いて、親族の方にも招かれ、日を経るままに、
一日郊外に逍遥して、犬追物の跡を一見し、
那須の篠原を分けて、玉藻の前の古墳を訪ふ。
それより八幡宮に詣づ。
与一宗高扇の的を医師射し時、『別してはわが国の氏神正八幡』と誓いしも、
この神社にてはべると聞けば、威応殊にしきりにおぼえらる。暮るれば桃翆宅に帰る。
修験光明寺といふあり。そこに招かれて行者堂を拝す。
夏山に足駄を拝む首途かな
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