詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

名探偵コナン劇場「クリスマスの奇跡」NO.3

2010年12月03日 | 短編小説
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*****12月24日 トロピカルランドにて*******

新一「わかるか?コナンドイルはきっとこういいたかったんだ
ホームズってやつは・・・・」(俺・・・・何言っているんだ・・・?)

蘭:「もぅ!!!ホームズだの、コナン・ドイルだのっていいかげんにしてよ!!!」(え・・・・コナン・・・・)

新一:(だめだ!!コースターにのっちゃ・・・この後ろにジンとウォッカが・・・・・)
思い出したくない記憶が鮮明に脳裏に蘇り後ろを振り向いてみると楽しそうな家族連れが乗っていた。

新一:「蘭・・・・俺のほっぺをつねってくれるか・・・?」

ギュ・・・「いてぇな・・・もう少し優しくできねぇのかよ」

蘭「新一・・・・一つ聞いていい・・・」

というとジェットコースターは静かに動き出した・・・・・
もちろん殺人事件もなく無事に着いた。

新一「蘭・・・今日何日だ??」

蘭「クリスマスイブよ・・・新一が商店街の福引でクリスマスのトロピカルランドのチケット当てたから誘ってやろうかってえらそうに・・・
言って・・・どうせ誘う子もいなかったくせに・・・」
(え・・・・私何を言っているの?なぜ新一がいるの?夢???)

新一「いやあ・・・ファンレターが多くて選ぶの大変だったから、お前を誘ってやったんだ感謝しろよな・・・」
(俺、何言ってるんだ・・・こんなことよりももっと大切なことをいわなきゃ・・・)

蘭・・・俺は・・・・」


カシャカシャカシャ

「良いね・・・いいね・・・お二人さん・・・」

新一「げ・・・お前は、群馬県警のへっぽこ刑事・・・じゃなくて警部だったか」

山村「はぁ・・・何いっちゃているわけ???
私はこういう者です・・・」



蘭「月間 NanNan 記者??」

山村「そうそうあのゆ~めいな雑誌のね」

と胸を張る山村

山村「まぁ・・・ってわけで山さんと呼んでくれ給え・・・」

新一「でそのなんとかって雑誌と今の写真は??」
(まぁ夢ではありがちだなこういう奇想天外な展開・・・)

山村:「今、クリスマスイブのベストカップル10という特集をやちゃってりしてるわけよ・・・で君達もそれにノミネートされちゃったわけね・・」

新一:(やべ 顔写真なんか載って黒の組織のやつらに・・・・って俺夢の中でなにあせってるんだ・・・)

山村:「じゃこれね・・・もしベスト10に選ばれたら来月号にのっちゃったりするから、ちゃんと買ってよんでね・・・・コンビニでたちよみは駄目駄目だよ・・・・

じゃ、ベストカップル賞候補の印としてこのヒイラギバッチを胸につけておいてね・・・僕以外にも記者がいるから・・・」

といわれまわりを見回すと、同じように横溝刑事じゃなくて横溝記者が写真をとっていた・・・ それも兄弟揃って

新一:(おもしれぇじゃねえか、誰のしわざか解らないけど、こうなったら、とことんこの夢につきあってやるよ・・・)

蘭:「新一、次は、氷と霧のラビリンス行かない・・・」

新一:「いいな・・・いこうぜ・・・・」

自然に、新一は、蘭の手を握って引っ張っていた

新一:(夢でもいい・・どうせなら・・・すこしでもながく続いてくれれば・・・・)

そして二人は・・・・思い出の噴水の真ん中に立った

蘭・新一「3・2・1・・・・・・」

噴水は二人を囲むように噴出した。トロピカルランドの園内のクリスマスツリーのイルミネーションが反射してとても綺麗だった

蘭:「新一・・・・新一・・・夢じゃなくて帰ってきてくれたんだ・・・私もさっき、ほっぺつねったら痛かったから・・・あのクリスマスカードのおかげなんだよね・・・」

新一:「蘭のところにも来ていたのか・・・・あれが・・・
蘭俺は、俺は・・・・・・いや・・・」

ドクンドクン・・・・またあのいやな感じの頭痛と動悸がはじまった

新一:(蘭・・・おれは・・いつか必ずもどってくるからそれまで待っていてくれっていいたいのに・・・やべえ・・・ここでコナンにもどったら・・・・)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

蘭:「頭が・・・頭が割れるようにいたい!!!」

新一:「蘭大丈夫か・・・・蘭・・・らーーーーーーーん!!!!!!」

~つづく~

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