この小説は、オリジナルストーリーで完全なフィクションです。
WEB公開するのを直前までためらった
通常の作者とはかなり異なるタッチの小説になっております。
ご了承の上、お読みください。
前作のシナリオ風小説「潮騒」の続編になります。
「潮騒」をお読みになっていらっしゃらない方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/f03e0f2b4a27e49ae5f0485daa09d4a0
「悪魔に魂を売った女 沙羅」第一回目は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/2894361143b5bb47631d6480c47ce838
********************
最終章 パープル
駿と沙羅の引越しも無事に終わり、沙羅は小百合として駿と幸せに暮らし始めた・・・・・
沙羅は今度こそ、今度こそ幸せになるんだ・・・・と心の中で何度も何度も思った。
駿は優しかった。沙羅は駿のために洗濯をしたり、食事を作ったりするのがとても楽しかった。
学校には急に復学するとおかしいので、退学届を提出し、沙羅は、別の大学の通信教育をはじめた。
ネットにのっていた、小百合のブログは、沙羅の父親がすべてきれいに削除した。
沙羅がベランダの紫色の色鮮やかなアジサイに水を上げているとピンポーンと誰か客がきた。
宅急便といい、年配の男がたっていた。
中身は香典返しだった。
その差出人をみて沙羅はギョッとした。
小百合の両親の名前で香典返しがきていたのだ・・・・・・
とりあえず、沙羅は、うけとり、はんこを押すと。
「ちょっと薄いのではんこ借りていいですか?」「はい」
宅急便屋は、沙羅からはんこを借りると一枚の紙を落としてしまった。
沙羅はそれを拾って、彼に渡してあげた。
「ありがとうございます。それではまた・・・・」
というと宅急便屋は、でていった。
なにかすごく嫌な予感がして、沙羅は駿と父親に電話をかけた。
その夜、夕食を沙羅の父親と駿と沙羅でとっているとまた、チャイムがなった。
「はい。」と沙羅がでていくと
「湘南南署の者です。松岡沙羅さんですね。」
と二人の男が警察手帳を沙羅に見せつけた。」
「あ!!」そうその一人は、昼間宅急便屋としてきた中年の男性だった。
「悪いが、あがらせてもらうよ」
「なんですかあなた達は!!」
と駿が言うと
「秋吉駿、ならびに、松岡修一・・・・山口小百合殺しおよび死体遺棄の件で逮捕する」
「これが逮捕状だ・・・・・」
「松岡沙羅さんにも参考人として同行してもらおう」
「何を言ってるんですか?小百合はここに・・・・」
駿は同様を隠すように早口でその警察を名乗った男に言い返した。
男の警察手帳には「山口雄一」とかいてあった。
「小百合は私の娘だ・・・・どんなに似せても偽者だなんて一発でわかる。それに今日松岡さんの指紋は取らせてもらって照合したしな・・・おとなしくついてくるんだ・・・・・・・。今は、紙からでもきちんと指紋は採集できるんだよ。」
沙羅はいまさらながら何故あの時に、この男がわざと紙を落として沙羅に拾わせたかがわかった。
「他人の不幸の上に作った幸せなんて・・・・砂上の楼閣。いつか崩れるわ・・・」
最初に、小百合の病気の話をしてくれた小百合の親友の磯崎さんの言葉がぐるぐると
沙羅の頭の中を回っていた
Fin
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前作「潮騒」とはまるでタッチの違った、小説を書いてみました。
ネット公開するのもすごくためらったのですが、
なんかやっぱり潮騒のまま終わらせるのはイヤだったので掲載してみました。
つたない文章を最後まで読んでくださった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
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筆者の本家ブログもよろしくお願いします★
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
WEB公開するのを直前までためらった
通常の作者とはかなり異なるタッチの小説になっております。
ご了承の上、お読みください。
前作のシナリオ風小説「潮騒」の続編になります。
「潮騒」をお読みになっていらっしゃらない方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/f03e0f2b4a27e49ae5f0485daa09d4a0
「悪魔に魂を売った女 沙羅」第一回目は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/2894361143b5bb47631d6480c47ce838
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最終章 パープル
駿と沙羅の引越しも無事に終わり、沙羅は小百合として駿と幸せに暮らし始めた・・・・・
沙羅は今度こそ、今度こそ幸せになるんだ・・・・と心の中で何度も何度も思った。
駿は優しかった。沙羅は駿のために洗濯をしたり、食事を作ったりするのがとても楽しかった。
学校には急に復学するとおかしいので、退学届を提出し、沙羅は、別の大学の通信教育をはじめた。
ネットにのっていた、小百合のブログは、沙羅の父親がすべてきれいに削除した。
沙羅がベランダの紫色の色鮮やかなアジサイに水を上げているとピンポーンと誰か客がきた。
宅急便といい、年配の男がたっていた。
中身は香典返しだった。
その差出人をみて沙羅はギョッとした。
小百合の両親の名前で香典返しがきていたのだ・・・・・・
とりあえず、沙羅は、うけとり、はんこを押すと。
「ちょっと薄いのではんこ借りていいですか?」「はい」
宅急便屋は、沙羅からはんこを借りると一枚の紙を落としてしまった。
沙羅はそれを拾って、彼に渡してあげた。
「ありがとうございます。それではまた・・・・」
というと宅急便屋は、でていった。
なにかすごく嫌な予感がして、沙羅は駿と父親に電話をかけた。
その夜、夕食を沙羅の父親と駿と沙羅でとっているとまた、チャイムがなった。
「はい。」と沙羅がでていくと
「湘南南署の者です。松岡沙羅さんですね。」
と二人の男が警察手帳を沙羅に見せつけた。」
「あ!!」そうその一人は、昼間宅急便屋としてきた中年の男性だった。
「悪いが、あがらせてもらうよ」
「なんですかあなた達は!!」
と駿が言うと
「秋吉駿、ならびに、松岡修一・・・・山口小百合殺しおよび死体遺棄の件で逮捕する」
「これが逮捕状だ・・・・・」
「松岡沙羅さんにも参考人として同行してもらおう」
「何を言ってるんですか?小百合はここに・・・・」
駿は同様を隠すように早口でその警察を名乗った男に言い返した。
男の警察手帳には「山口雄一」とかいてあった。
「小百合は私の娘だ・・・・どんなに似せても偽者だなんて一発でわかる。それに今日松岡さんの指紋は取らせてもらって照合したしな・・・おとなしくついてくるんだ・・・・・・・。今は、紙からでもきちんと指紋は採集できるんだよ。」
沙羅はいまさらながら何故あの時に、この男がわざと紙を落として沙羅に拾わせたかがわかった。
「他人の不幸の上に作った幸せなんて・・・・砂上の楼閣。いつか崩れるわ・・・」
最初に、小百合の病気の話をしてくれた小百合の親友の磯崎さんの言葉がぐるぐると
沙羅の頭の中を回っていた
Fin
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前作「潮騒」とはまるでタッチの違った、小説を書いてみました。
ネット公開するのもすごくためらったのですが、
なんかやっぱり潮騒のまま終わらせるのはイヤだったので掲載してみました。
つたない文章を最後まで読んでくださった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
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筆者の本家ブログもよろしくお願いします★
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