恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第六章「休み時間」
何を考えるもなしに、チャイムと同時に私は走り出していた。
休み時間。
向かうは二年生の昇降口・・・・
昔は、建物も二棟あり、2年生と3年生の昇降口は別々だったらしいが、少子化の影響か
各学年3クラスしかない我が高校では、1、2、3年生全部同じ昇降口だった。
ガヤガヤ
体育の授業を終えた2年2組の生徒たちが、体操着のまま昇降口に入っていく。
あたし、何をしているんだろう。
と思いながらも、さりげなくその団体の中に庄司君の姿を探す。
「いい走りだったよな。庄司・・・・」
彼は、少し背の小さい男子と庄司君よりも少し背の高い男子と3人で連れ立ってスニーカーを上履きに履き替えている。
ズッキーン
ドキドキ・・・・
またまた再び心臓が勝手にものすごいスピードで動き出す。
私は、離れているのにその音が庄司君に聞こえてしまうのではないかと恐れ、あわてて両手で押さえる。
「何やってんの?お前」
ふいに後ろから声をかけられ、思わず大声を出しそうになる。おそるおそるその声の持ち主を振り返ると・・・
「あ・・海藤先輩お疲れ様です。」
「おつかれ~っす。」
「おお・・庄司、長崎、柏尾・・・悪いんだけど今日、午後練ちょっと早めに部室来てくれないか。」
健人の方に振り向いている間に、庄司君たちは、私の後ろに立っていたらしい。
またまた、私は、大声を出しそうになり、両手で今度は口をふさぐ。
「わかりました。」
庄司君のさわやかな春風のような声が私の耳をくすぐった。
~第七話「恋多き女」へつづく~
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
現在、こちらの「恋花」と愛憎物語~白と黒~を交互に連載しています。
「白と黒」
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「おつかれ~っす。」
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「わかりました。」
庄司君のさわやかな春風のような声が私の耳をくすぐった。
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