序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

本番稽古45/8

2014-04-01 17:25:40 | 演劇

台詞が入っていなくてどんな稽古ができるんでしょうね、どんな工夫ができるんでしょうね。

稽古場は自分の工夫の発露の場ですよ、台詞を覚える場所じゃありません。

こんな不届きモノが自分の芝居創りの場に居ると思うと虫唾が走る・・などとは決して声に出しては言いませんがね。

この辺りの時期が演出家としては腹が立つ稽古が続きましてね、血圧に悪い時期です。

どんな人間にでも一日は等しく24時間なんですよ。

その時間をどの様に使い、やらなければいけない事に費やす時間を作るかは、その人の工夫次第なんですよ。

他人の生活を真似するわけにはいきません、それぞれ持っている事情が違うんですから。

だから自分独自の工夫が必要になるんです。

それは役創りの工夫とどこか共通するものですよ。

その原動力は芝居をやりたいという欲求の強さですよ。

それがないなら芝居なんかやるもんじゃありません。


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