これから13時~21時の一日稽古が多くなります。
その内容は本番同様に14時からの通しと、夕食兼休憩の一時間を間に挟み19時からの通し中心に組み立てられています。
これは個々の役者の本番までの過ごし方の稽古です。
いってみればスポーツにおける集中の為のルーティーンの様なものです。
一見バカバカしくみえるこの稽古。実はなかなか役に立っているんです。
本番の舞台に立つ前というのは、役者が一番孤独感を感じる時です。
何か忘れていないか?アレは大丈夫か、これはしただろうか。次々と不安が脳裏をよぎります。
その不安の一つ一つを打ち消していくのがこの稽古の主旨です。
やり方は個人個人の裁量に任されています。この時も自分独自でいいんです。
大事な事は本人が強く自覚できることです。人まねでは意味がありません。
他人にとってどんなに変てこなルーティーンでも自分にとって有効であればそれでいいのです。
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