どうしょうかと思っていましたが、気持ちが落ち着いてきたので、やはり書くことにしました。
先日兄やんと慕って来た従兄が逝きました。
俗名 増田誠治 享年78歳
従兄といっても14歳の年の差は大きくて私にとっては、半ば父の存在と近い感じの人でした。
18歳で東京から出て来た私を何かと面倒をみてくれた恩人です。
また二十歳過ぎから足を踏み入れた、私の芝居の世界での成長過程をつぶさに目撃してくれた人でもありました。
決して感情的にはならず、冷静に、その時々の私の演技や作品に的確な批評をしてくれました。
それは厳しい中にも優しさと期待を込めたものでした。
亡くなる前の二回ほどの公演には、酸素ボンベを携帯して来てくれました。
まったく頭がさがります。
兄やんの為にも、あちらから褒めて貰えるような芝居創りをと、決意を新たにした私でした。
合掌。
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