巡る季節

まだまだ予断を許さない福島原発事故。

これが無事に収束に向かっても放射能問題や電力問題が控えており、被災者の皆さんの今後や、東北の、特に岩手宮城福島の三県の復興など日本の景気への影響は大きいでしょう。

その事を考えると心が寒々しくなりますが、一足早く季節は春の訪れを教えてくれます。

例年通り土手の寒桜が金網にへばりつく様に花を咲かせました。

やがて被災地の瓦礫の近くにも桜の時期が訪れます。

それを皆さんはどの様な気持ちで眺めるのでしょう。それを考えると胸が詰まります。

さて話は大きく変わりますが、我が劇団芝居屋も五月公演の準備を始めました。

去る17日に出演者の初顔合わせがありました。

そして本日から稽古開始ということになります。

劇団芝居屋第二十一回公演の演目は新作の「ともしび」。

観客の皆さんに元気になって貰えるような作品にするつまりです。