まだまだバラつきはあるものの「時代を纏う」という意識はある程度の浸透はみせて来たようです。
それは劇中の中の姿勢と面構えというものから見て取れます。
常に死と向き合う日常をかかえて生きていく緊張感は、現代に生きる役者諸君には窺うべくもありません。
しかし、その時代の人間を演じるためには、その緊張感を身につけていなかければなりません。それが「時代を纏う」ということです。
時代の心情を了解する為には、その時代の教育を理解しなければなりません。
その時代の人々は国から何を要求されていたのか、何をしてはいけないのか、何をするべきなのか・・・・
それらを意識して、現代を生きる自分と照らし合わせるのです。そうして「・・ねばならない」事を見つけ、役に反映させて行くのです。
さて、どう変わっていってくれるんでしょう。
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