序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

演出ノート3

2008-10-31 17:00:55 | アート・文化

200810302108 公演五週間前。

まだまだバラつきはあるものの「時代を纏う」という意識はある程度の浸透はみせて来たようです。

それは劇中の中の姿勢と面構えというものから見て取れます。

常に死と向き合う日常をかかえて生きていく緊張感は、現代に生きる役者諸君には窺うべくもありません。

しかし、その時代の人間を演じるためには、その緊張感を身につけていなかければなりません。それが「時代を纏う」ということです。

時代の心情を了解する為には、その時代の教育を理解しなければなりません。

その時代の人々は国から何を要求されていたのか、何をしてはいけないのか、何をするべきなのか・・・・

それらを意識して、現代を生きる自分と照らし合わせるのです。そうして「・・ねばならない」事を見つけ、役に反映させて行くのです。
Jpeg

さて、どう変わっていってくれるんでしょう。


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