儀式が始まる前に茂に職質した警官が連続郵便局強盗の顔写真を持って再度登場。
電車が終わった時間にワイワイやってるガード下の人間が見かけたらと淡い期待を持ってやって来たって訳。
窮鳥ふところに入れば猟師も殺さずの例えの通りガード下の連中一生懸命に藤田を隠すんだね、これが。
ていうのも、この辺りの人間は素性がよろしくないっていうのは警官だったら誰でも知ってることでね。
ちょっと叩けばボロが出るんじゃないかってな気持ちが見え見えさ。
こうなるとガード下の連中は意地でも藤田を自首させようと頑張っちゃう。
良い男だとか何とか気をそらそうとするんだが、こいつの視線が弦と文太の間からチラ見える藤田を捕まえちゃった。
すると犯人に似ているって事になりますわね、なんせ本人なんですから。
そこで居直ったのが弦。
わざと藤田を警官の目の前に持って来まして、「お前がはっきりした顔をしてねえからこんな目に会うんだ」と散々にいたぶるんですな。
するとそういう乱暴は止めなきゃならんという警官の本能で、自分の見間違えだから乱暴はやめましょうって止めに入る。
こうなりゃしめたもんですよ。
あんたが止めたからやめてやると、恩着せがましく言いくるめ、ようやく警官を追い返すことに成功するんですな。
ではお楽しみに。
撮影 鏡田伸幸
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