第十七回公演「港町十三番地・立棺」の稽古場稽古が昨夜終了し、その稽古打ち上げをしました。
二ヶ月45回の文字という抽象を役者の肉体を通して具体化する稽古場稽古が終わったわけです。
さてその成果は如何にということですが、これは関った個人によってそれぞれ違うでしよう。
マア、演出という立場から言わせてもらえば、今公演の稽古のj過程で、私達劇団芝居屋が目指している「覗かれる人生芝居」の確立への道筋が見えてきたと思っています。
役者が台本に書かれていない個人史を持って役を見始めたからです。登場人物が役柄だけではない深みを持ち始めています。これは「覗かれる人生芝居」の創造の第一歩目なのです。
その第一歩目を役者諸君が手に入れ始めている。
これが結果に結びつかないわけはありません。
この芝居は面白いです。
是非、ごらんください。
初日は5月26日(火)です。
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