序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

根室JC事業公演終了。

2007-09-24 21:37:18 | 演劇

去る9月22日に北海道根室市において根室JC主催の「フミとポック」もう一つの9月5日という作品が上演された。

根室文化会館に1000人近い観客を集めたこの公演は大成功であった

6月に根室市民参加の根室JC主催による45周年事業の一環として上演される事になった「フミとポック」という子供ミュージカルのオーデションが行われた。
その結果2,3の経験者を除く35名のズブの素人さん達を20回の稽古で見世物になるレベルまで引き上げるという仕事を引き受けてしまった。
私は実際の現場でそのメンバーを見た時、内心「しまった」との思いを打ち消す事はできなかった。

あれから8月の一週間と9月の本番までの13回の稽古期間を経て9月22日の本番を迎えた。この20回は直接的に私が関わった稽古であるが、その他に私が根室にいない間出演者を御指導いただいた方々もいる。

根室ヤマハの先生達である。上野淳子先生をはじめとして魚谷由香・鹿野理絵・浜屋貴子の各先生には歌唱指導をしていただいた。この訓練がなかったらこのミュージカルの実現はなかったと言っても過言ない。出演者のレベルを考えれば大変にご苦労されただろう事は容易に想像できる。熱心に指導していただいた事に感謝したい。

また出演者諸君の頑張りにも敬意を表したいと思う。よく私の罵声に耐えて自分探しをしてくれた。ご苦労さん。

そしてなにより私をこの作品を創り上げる為の大きなエネルギーとなったのは根室JCメンバーの熱情であった。個々の名前をあげると粗忽な私の事、出し忘れ等の失礼があるといけないのでここでは具体名をあげる事は避けるが、とにかく世話になり、何とかせねばの力になった。声を大に有難うと言いたい。

また逢える事を期待しているよ。

と、いうわけで9月のビッグイベントは終了。これからは十一月の公演へと力を傾注するのである。乞うご期待。


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