12 プー達の潜入
バビソアの朝 みんなはまだ夢の中 大きな門が小さく開いてゴンタを先頭にミミとプーが ソロソロと現れた シィーッ 爪先立ちで シィーッ 足音を消し シィーッ 背中を丸め シィーッ 無駄口はダメ 抜き足差し足忍び足 これが極意さ忍びの極意 どんなに用心されたって どんな所もお望み次第さお茶の子さ シィーッ 爪先立ちで シィーッ 足音を消し シィーッ 背中を丸め シィーッ 無駄口はダメ 「ねえ、やっぱり帰ろうよ」 「なんでニャ」 「だってバビソアの決まりを破ってるのよ」 「それじゃこのまま忘れられていいのかニャ」 「それは・・」 「アッ、誰か来る」 三人は急いでものかげにかくれた やって来たのはプーだった 「プーちゃん、いつの間にそこに・・」 「ぼくはジュンちゃんに夢の中で呼び出されたんだ」 「エッ!じゃこっちのプーは?」 プーが二人 「ぼくは家でジュンちゃんの帰りをまっていたんだけど、 やっぱり夢でよばれたんだ」 「二人のプーがそろったということはニャ。ジュンちゃん の心がかわったんだニャ」 二人のプーは本当の心を聞かせてもらいにジュンちゃんの ところに行こうと話し合った
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