照る日曇る日

太陽熱温水器は春から秋の晴れた日には
かなり沸きます。しかし、冬は役に立ちませ
ん。風呂係としましては孫のために二時間
かけて薪で沸かします。三時に入浴です。

　　　「故郷では風呂が沸いたと父が言う」
　　　「人生は照る日曇る日花咲く日」
　　　「ゆっくりと浸かって今日を振り返る」
　　　「春嵐や明日は静まれ孫帰る」

　　　　　本日の歩数14,021歩

水ぬるむ

久しぶりに農作業です。まあ、五か月
振りでしょうか。一か月先は稲の種蒔。
昨年の大不作の汚名返上に基本に返
り頑張ってみるしかありません。

　　　「もう三月ですよと開く猫柳」
　　　「水ぬるみ僕もカエルも目が覚める」
　　　「源流は春の息吹よおしめ干す」
　　　「山菜が号砲を待つ春嵐」

　　　　　本日の歩数16,144歩

　　　　　　　　(小川では猫柳が開花した)

手前味噌

息子の結婚式から先ほど帰りました。まあまあ
天気も良く寒くなく、式と披露宴と今までにない
趣向で楽しく進行しました。自分で言うのもなん
ですが百点です。挨拶も練習の成果が出ました。

　　　『いい嫁が来て年輪が広くなる』

(2014年9月・鶴彬川柳大賞・課題「輪」・入選)

　　　　　本日の歩数15,521歩



　　　　　　　　　　　(肩の荷おりました。)

鉄人２８号

子供のころのテレビは白黒で夜は消灯して
見ていた。各戸に無かったから臨家へ行き
大人も子供も同じ番組を文句も言わず見た
ものです。迷惑も厭わぬ温もりがあった。

　　　『ほっこりと平和な顔になるゆず湯』

(2016年2月・川柳ポスト・課題「湯」・白川清風選・入選)

　　　　　本日の歩数13,641歩

お日柄

仲人という存在が無くなったので近頃「お日柄が
良い」というご挨拶を聞かない。当事者の都合の
良い日が最適の日となった。明後日は息子の挙
式、雪が降らなければと心配したが晴れのようだ。

　　　「予報士を恨んでみても仕方ない」
　　　「照る日曇る日乗り越えてこそゴール見え」
　　　「手をつなぎ愛の賛歌でゆく余生」
　　　「幸不幸　愚痴こぼすよりまず笑顔」

　　　　　本日の歩数　8,393歩


　　　　　　　　　　(一応チャイルドシートです)