子供の頃にはあちらこちらに
大声で怒鳴り散らすカミナリ
爺さんがいたものです。出来
るだけ出会わないように気を
つけていましたが、敵もさる
もの突然現れるので弱りまし
た。そして六十年が経ち僕も
その爺さんの年になりました。
しかし周りは年寄りばかりで
叱る子供が見えません。寂し
い時代になったものですなぁ。
『トラクターどちらを見ても高齢者』
『スケジュールほどほどあっていい眠り』
『十円で神があきれる願い事』
『一升瓶下げて出かける頼み事』
『頼まれて過疎に春呼ぶお仲人』
『日に三度笑い心のトゲを抜く』
『身内より近所ファースト助け合い』
『議事堂の狐くしゃみが止まらない』
『ライバルに仕事で負けて酒で勝つ』
『走馬灯わたしは何を遺したか』
本日の歩数 3,120歩